自然の偉大さを目の当たりに! バルト海のダース半島
3 April 2020 Nr.1119 文・写真 ハス エリコ
【ロストック発】「ドイツの国境封鎖」の一報を聞いたとき、ダース半島で家族と営んでいるゲストハウスの庭仕事をしており、ふと空を仰ぐとツルの群れが北へ渡っていくのが見えました。大自然は人間のパニックなんて物ともせず、いたって平穏。そういうわけで今回は、メクレンブルク=フォアポンメルン州のバルト海の「ダース半島」についてお話しようと思います。
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姉妹が奏でる珠玉の音楽ピアノ・デュオのミニコンサート
6 März 2020 Nr.1117 文・写真 ハス エリコ
【ロストック発】今回訪れたのは漆黒のグランドピアノが2台置かれたロストック音楽演劇大学の室内音楽ホール。HMTと学生たちによる、2人で1台ないしは2台のピアノを演奏する「ピアノ・デュオ」のミニコンサートが開かれました。そこに登場したのは、蓮野まゆこさんとゆいさん姉妹。「DuoHasuno」としても活動しているお二人ですが、さらに研鑽を積むために2018年9月からロストックのHMTに留学中なのです。
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花と愛の物語に満ちた湖上のシュヴェリーン城
7 Februar 2020 Nr.1115 文・写真 ハス エリコ
【ロストック発】ロストックから南西70キロに位置する街、シュヴェリーン。街の真ん中には、荘厳な赤レンガのシュヴェリーン大聖堂があります。そこから大聖堂を背に、カフェなどが立ち並ぶ石畳の道の突き当りを左に曲がると、「湖上の歌姫」ともうたわれるシュヴェリーン城の麗しい姿が目に飛び込んできます。
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約550年前から今も現役聖マリエン教会の天文時計
3 Januar 2020 Nr.1113 文・写真 ハス エリコ
【ロストック発】「この時計はコロンブスがアメリカ大陸を発見した20年前、1472年に作られたものです!」ここはロストック、聖マリエン教会内の天文時計の前。ガイドたちはこの決まり文句で、目の前にそびえ立つ高さ11メートルの古時計の歴史を語り始めます。
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「北の光」とうたわれた学府、創立600周年のロストック大学
6 Dezember 2019 Nr.1111 文・写真 ハス エリコ
【ロストック発】秋の終わりの澄み切った青空のもと、11月12日に創立600周年を迎えたロストック大学。街の中心の優美な大学本校舎から、まさに600年前のこの日に始まりを迎えた場所である聖マリエン教会までパレードが行われました。
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ダース半島に降り立つツルと不思議なご縁
1 November 2019 Nr.1109 文・写真 ハス エリコ
【ロストック発】あかね色に染まり始めた大空に、美しく連なる無数の黒真珠のようなものが優雅に近づいてきます。それは、ドイツでも日本でも「幸せの鳥」とうたわれるツルの群れ。
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ドイツ北東地方の港町ロストックから初めまして!
4 Oktober 2019 Nr.1107 文・写真 ハス エリコ
【ロストック発】読者の皆さま、初めまして。新しく「私の街のレポーター」に就任いたしました、ハスエリコです。ついに、ドイツ北東部メクレンブルク・フォアポンメルン州(以下MV州)に光が当たる時がやってきました。
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