かぶ Mairübchen
「スズナ」という名前で新年の七草粥に入るかぶですが、ドイツでの旬は5月。日本のものより大ぶりで、中には1kgを超えるものも。欧州では、家畜の飼料として栽培されてきた経緯がありますが、昨今の健康ブームに乗って人気が上昇。最近では普通のスーパーでも見掛けるようになりました。買ったらすぐに葉を切り落とすと長持ちします。葉はさっと茹でて、お浸しなどにして食べ切りましょう。
かぶのカルパッチョ
新鮮なかぶは生食が一番美味しい。初夏を感じさせるさっぱりしたサラダです。
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(4人分) |
かぶ |
大1個
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ルッコラ |
20g |
ミニトマト |
10個 |
生ハム |
3枚 |
松の実 |
20g |
パルメザンチーズ(削ったもの) |
30g |
オリーブ油 |
30ml |
バルサミコ酢 |
15ml |
塩・こしょう |
適量 |
1. |
皮を剥いて2ミリ程度にスライスしたかぶに塩を振り、しんなりさせる。 |
2. |
①のかぶの水分をキッチンペーパーなどで軽く拭き取り、皿に並べる。上にルッコラ、半分に切ったミニトマト、ちぎった生ハム、松の実、パルメザンチーズを載せる。 |
3. |
オリーブ油を回しかけ、馴染ませる。それからバルサミコ酢、こしょう、塩の順に残り の調味料を振りかける。 |
かぶのそぼろ煮
ほっこりした甘さと、とろけるようなかぶの食感で、お箸が進みます。
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(4人分) |
かぶ |
大2個
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挽き肉(七面鳥、合挽き肉など) |
180g |
干ししいたけ |
3枚 |
水 |
120ml |
しょうゆ |
大さじ4 |
みりん・酒 |
各大さじ2 |
砂糖 |
大さじ1 |
片栗粉 |
大さじ1 |
かぶの葉(茹でたもの) |
少々 |
1. |
干ししいたけは水で戻した後、さいの目に切る。かぶは皮を剥き、食べやすい大きさに切る。 |
2. |
鍋に水と調味料(しょうゆ・みりん・酒・砂糖)と①のしいたけを入れて煮立て、挽き肉を入れて灰汁を取りながら、ほぐすように煮る。 |
3. |
煮汁が澄んできたら、かぶを加えてさらに15分。水で溶いた片栗粉でとろみをつける。 |
4. |
器に盛り、かぶの葉を飾る。 |
かぶと青豆のたらこクリーム和え
♢作り方 |
かぶ1個を皮を剥いて短冊切りにし、茹でた青豆(※1)140gと合わせ、食べる直前にキャビアクリーム(※2)(大さじ2~3)と和える。 |
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※1:枝豆。豆だけを茹でて冷凍したものがアジア系スーパーで入手可能。 ※2:スカンジナビア産のたらこクリーム(Kavier Creme)。チューブ入りで2ユーロ程度。和食にも合うので、常備しておくと便利。 |
第765号(2009年5月15日発行)では、「白身魚のかぶら蒸し」と「かぶの千枚漬け」のレシピもご紹介しています(弊誌ウェブサイトを参照)。