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ドイツの逸品 Made in Germany

職人の国、ドイツにはクオリティーが高い メーカーが数多く存在している。
長い歴史に裏打ちされた確かな技術と品質、優れたデザイン性を併せ持つドイツの良品を紹介。
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#17 ドイツ語の勉強を頑張る友人へロイヒトトゥルム1917のノート

ロイヒトトゥルム1917のノート

Notitzbuch Medium(A5), Hardcover
17.95€

見た目の美しさはもちろん、使い手に寄り添った作りで世界中にファンを持つこのノート。全てのページにページナンバー入り、高品質紙を使っているためインクが裏抜けしない、書き込みやすいフラットな製本、2本のしおりとゴムバンド付き……など、魅力を挙げ出したらきりがない。

文房具や出版の国として名高いドイツ。現在、私たちが当たり前に使っている「A4」や「A5」などの紙のサイズ規格も、実は1911年にドイツの物理学者でノーベル賞受賞者でもあるヴィルヘルム・オストヴァルトによって考案された。今回は、そんなドイツ生まれで「世界最高」とも称されるノート「ロイヒトトゥルム1917」をご紹介する。

ロイヒトトゥルム社の始まりは、1917年。リトグラフ作家であり切手の収集家でもあったポール・コッホが、切手収集用のアルバムを出版するKABE社を創設した。ほどなくして経営難に陥り、1930年代に同社を手放したコッホは、第二次世界大戦後の1948年にハンブルクで新たにロイヒトトゥルム社を設立。一方、新しい経営者のもとで大戦を乗り越えたKABE社は、東ドイツ時代の国有化を経て1997年にロイヒトトゥルム社に買収され、再び一つの会社となった。

そんな長い歴史を経て2005年に発表された「ロイヒトトゥルム1917」は、同社の伝統と技術の結晶ともいえる逸品。「保存するためのノート」をコンセプトに、シンプルなデザインや実用性を追求した機能など、細部までこだわり抜いて作られている。カラーバリエーションも豊富なので、ノートを使い終わるたびに本棚に並べたくなるだろう。そんな彩り豊かな時間の重なりを感じられるこのノートは、ドイツ語の習得に励む友人への贈り物にもぴったりだ。

BRAND INFO

Leuchtturm Gruppe GmbH & CO. KG
創業年:1853年
創業場所:ガイスリンゲン
創業者:ダニエル・ストラウプ
www.leuchtturm1917.de

 
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