インベスト･イン･ババリア
スケッチブック
©Warner Music/ Quelle: VIVA
セナ、バハー、マンディーのキュートな3人組。姉御肌のセナ（29）が生クリームたっぷりのどっしりとしたケーキのスポンジ部分だとしたら、バハー（20）とマンディー（18）はさしずめ、その上にチョコンと乗っかったデコレーション用の小さなイチゴって感じかな。
3人は民放Pro7局の番組「Popstars」で選ばれた、いわゆるキャスティング・バンド。このバンドの走りと言えば、ドイツ・ポップ界に一大旋風を巻き起こしたノー・エンジェルスで、彼女たちの後、同局は調子に乗っていくつかこの類のバンドを世に送り出したのよね。でも、ドカーンとデビュー曲がヒットしたかと思ったらその後が鳴かず飛ばずで、いつの間にか姿を消すっていうパターンが続いたものだから、第5回目となった2006年のキャスティングでは“新しいエンジェル”を探せ！をモットーに気合を入れ直し、全国5000人以上の乙女たちの中からこの3人が選ばれたって訳なの。
モロッコ人のセナはグループの“広報担当”。フランクフルトの下町育ちだからか、これまでケルナリン（ウェイトレス）として働いていたからかは知らないけど、しゃべりすぎるのがたまにキズ。でも、「夢は必ず叶うのよ。若者たち、自分を信じて！」と、熱く語る弱者の味方です。
目のクリクリしたポッチャリ型のバハーは、トルコ系移民の両親の元に生まれた小さい頃からの舞台っ子（リンダのお気に入り）。
マンディーはドイツ人とイタリア人のハーフで3人の中では1番年下なのに、とってもセクシー。メンズマガジン「FHM」のドイツ版では、「世界で最もセクシーな女性100人」の第10位にランクインしたほどだからかなりなものよ。
2006年末のグループ結成以来、デビュー曲の「Shame」で一気にヒットチャート1位に躍り出たかと思ったら、その後リリースされたシングル&アルバムはどれも売れ行き絶好調。ダンスビートあり、バラードあり、セクシー系ありで案外飽きないし、この勢いはまだまだ衰えなさそう。そういえばちょっと前には、マンディーに人気ラッパーとの恋の噂が流れてパパラッチの的にもなってたけど、それもこれも売れっ子の証拠。セナ、マンディーを守ってあげてね。あなた、今年は三十路よ！（リンダ）
リンダ
VIVA局で司会をやってるヨハンナちゃんが好きなミーハーな私。最近のお気に入りナンバーはジミー・ブルーの「Hey Jimi」。かなりキビシイけど、年齢的に……。
