©David Cuenca/ Quelle:VIVA
カルチャ? クチャ? バンド名がややこしくて、リンダはこれまでちょっと敬遠してたんだけど、当たり年だった昨年はミュージックシーンで彼らの名を聞かない日はなかったくらい。そう、「クルチャ・カンデラ」です。10回ぐらいリピートしたら、ずぼらな私もさすがに覚えちゃいました。
さてここで質問。①メンバーの人数は? ②メンバーの出身国は? ③バンド名の意味は? この3つの質問にすべて答えられるのは、ニュースダイジェスト読者の中では100人に1人ぐらいなんじゃないかと思うので、この機会にリンダと一緒に学びましょう!
ベルリンで2001年にバンドを結成した当時の初代メンバーは、ジョニー・ストレンジ、ラフロンティーノ、イチバン(1番?)の3人。そこにさらにラルシート、ミスター・リードゥー、ドン・カリ、チノ・コン・エスティロの4人が加わって、現在は計7人の男所帯。メンバーの出身国は、ジョニーがウガンダとドイツのハーフ、ラフロンティーノはコロンビア、イチバンはポーランド。ほかの4人も大体この4国出身で、ミスター・リードゥーは生粋のドイツ人。チノは唯一のアジア代表、韓国人です。みなさん、ここまでちゃんとついてきてる? 最後の質問の答え、バンド名の意味だけど、ドイツ語に訳すなら「ホットなカルチャー」ってな感じで、メンバーの主な母国語である英語とスペイン語をミックスしたんだって。以上、お疲れ!
この計4大陸5カ国を股にかけたムルティ・クルティ・バンドである彼らがドイツ語、スペイン語、英語、パトイス語(フランス語の一方言)で歌うのは、反ナチスをテーマにした政治色の強いものから陽気なパーティーソングまでこれまた幅広く、レゲエ、ヒップ&ホップ、サルサなどをごちゃまぜにしたリズムは、肩の力がいい感じに抜けててとってもGeiiiiiiiiillllll!!。無名だった頃からSöhne Mannheimsら大御所とライヴツアーを敢行するなど底力があるので、息の長いバンドになりそうな予感。
また、いよいよ今月21日に授賞式が迫ったドイツの権威ある音楽賞「ECHO」では、ヒップ&ホップ部門やR&B部門などにノミネートされているから、ファンの皆さん、期待しててね!
それじゃ、最後に今日の復習。クルチャ・カンデラのメンバーは何人? すぐ答えが出てこなかったお父さん、ヤバイですよ~。(リンダ)