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ロンドンのゲストハウス
Mi. 17. Jul. 2019

5月25日(土)21:40~ 日本デー
Burgplatz メインステージ出演

黒船黒船
スペシャル
インタビュー

「ジャズ×日本の伝統音楽」を融合したスタイルで、新たな音楽ジャンルを確立するバンド、黒船。「日本デー」を目前に控えた彼らに話を聞きました。今回は、リーダー兼ベースの関谷友貴さんと津軽三味線の白藤ひかりさんが、バンド結成の秘話や最新アルバムについて語ります。

黒船

KUROFUNE PROFIL ジャズと日本の伝統音楽である津軽三味線、奄美の島唄を融合した、新感覚のミクスチャーサウンドを奏でる5人組バンド。2013年にTRI4THのベーシストとして活躍する関谷友貴を中心に結成された。メンバーは、大河ドラマ「西郷どん」のメインテーマを歌った「奄美の歌姫」里アンナ、津軽三味線で最年少日本一となり自身のユニット輝&輝としても活動する白藤ひかり、TRI4THのピアニスト竹内大輔 、Nautilusのドラマー佐々木俊之からなる。昨年10月にはメジャーデビューアルバム「Journey」がリリースされた。
www.universal-music.co.jp/kurofune
https://twitter.com/kurofunemusic
www.facebook.com/kurofunemusic

新たなアプローチができるのが黒船

今回の「日本デー」への出演が決まった際の心境はいかがでしたか?

関谷:出演オファーをいただいた日がちょうど僕の誕生日だったので、素敵な誕生日プレゼントをもらった気分でした。

ドイツにはどのような印象をお持ちですか?

関谷:学生の頃に米国のボストンに留学していたのですが、そのときのクラスメイトがジャズのミュージシャンとしてドイツで活動しています。なので、ジャズや音楽に対して寛容な国というイメージがありますね。また、個人的にジャーマンメタルも好きなんです。

バンドの結成について教えてください。

関谷:元々は僕が主催していた音楽プロジェクトが始まりでした。これは、ロックギタリストやクラシックチェリストなど、各ジャンルで活躍するミュージシャンと一夜限りでライブを行い、同時にライブ録音をするという内容でした。そのなかでも、ジャズと三味線を組み合わせた音楽が予想以上に反響があって……。その後、奄美の島唄を歌う里アンナさんとの出会いもあり、「もしかしたら、新しい音楽が生み出せるかも」と思ったんです。北の伝統音楽である津軽三味線と、南の伝統音楽である奄美の島唄、その2つをジャズの上で融合する音楽に、チャレンジしたいと思い、バンドとして本格的にスタートしました。

「ジャズ×津軽三味線×奄美の島唄」。異なる音楽ジャンルを1曲に落とし込むことは試行錯誤の連続だと思いますが、どのように共通点を見つけていきましたか?

関谷:津軽三味線や奄美の島唄は口頭伝承のスタイルで、ジャズは譜面を使いその場でセッションする音楽。国も文化も歴史も言語も違う音楽に最初は共通する部分が見つけられずにいました。そんななか、ファーストアルバムのリリース後、奄美でツアーをした際に現地のシンガーの方と話す機会があり、実は島唄の「島」には「村」という意味があり、その村ごとに歌い方に違いがあることを知りました。アドリブで曲が作られていくのも、ジャズに通ずるものがあるんじゃないかなと、共通する部分を発見したんです。

白藤:実は津軽三味線もアドリブが多いです。元々は盲目の人々のための音楽なので、それこそ譜面はなく、決まったスタイルもありません。

関谷:最近さらに気づいたことがあるのですが、「西郷どん」で奄美が薩摩藩に侵略されるシーンが描かれていて、そこで奄美の人々は過酷な労働を強いられていました。その歴史はジャズのルーツであるブルースにリンクしたんです。強制労働は辛いけど、頑張って生きていく。そんな物悲しさを感じさせます。

白藤:津軽三味線もそのルーツを辿ると、奄美の島唄やジャズに通ずるものがありますね。津軽は農作物が収穫できない土地だったので、追いやられた人々がたどり着く場所。そのため、どこか暗いんです。ですが、隣の秋田県はお米がおいしくお酒もあるので民謡が明るい。異なる音楽がたくさん存在するなかで、よくこの3つが一緒になったなって……不思議ですよね。

日本の伝統音楽を
現代のスタイルで発信していきたい

ドイツ公演でも演奏が予定されているニューアルバム「Journey(ジャーニー)」のなかで、思い入れのある楽曲を教えてください。

関谷:黒船の音楽には、「奄美の島唄にジャズのエッセンスを加えてアレンジするもの」、「ジャズのスタンダードを日本の伝統芸能で表現するもの」、「一からオリジナルでつくるもの」の3つの軸があります。その点で「Promised Land(プロミスト・ランド)」は、それぞれの見せ場があり、黒船らしいオリジナル曲になりました。

白藤:私は「CARAVAN(キャラバン)」ですね。ジャズの曲に津軽三味線のフレーズが生きていて、歌は島唄という。これも、黒船が目指していたことが表現されています。

今後、国内外でどのように黒船の音楽を発信していきたいですか?

白藤:海外で津軽三味線を演奏させていただく機会がありますが、言葉はなくとも曲が盛り上がれば拍手してくれたり、声援を送ってくれます。ほかの国の初めて聞く音色でも、届けることができる音楽ってすごいなって思いますね。なので、私は日本の伝統音楽の良さをそのまま伝えるのみです。

関谷:敷居が高いイメージがある伝統音楽をジャズと掛け合わせることで、より身近な存在にできればと思います。日本の伝統音楽を新しい形で、多くの人に発信していきたいです。

日本デーでの出演

日時:5月25日(土)21:40~
場所:Burgplatz メインステージ
www.japantag-duesseldorf-nrw.de/jp/

その他の出演情報

ワンマンライブ
日時:5月11日(土)19:30開演
場所:渋谷LOFT HEAVEN
www.loft-prj.co.jp

www.jki.deドイツ・ケルン公演
日時:5月24日(金)19:00開演
場所:ケルン日本文化会館
※入場無料
www.jki.de/veranstaltungen/konzert-theater/kurofune.html

 
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