ジャパンダイジェスト

2012年欧州選手権 ポーランド/ウクライナ大会 6月8日〜7月1日

ポーランド、ウクライナの共同開催で迎える「欧州選手権」(以下、ユーロ2012)のキックオフまで、1カ月を切った。ここに来て開催地の政治問題や情勢不安なども持ち上がってきているが、サッカーの伝統が根付き、強豪国がひしめく欧州でナンバー1を決定する4年に一度のサッカーの祭典に、各国の代表チームのモチベーションは全開!
激戦を勝ち抜いてきた16カ国による頂上決戦は、息をもつかせぬハイレベルな試合の連続となること間違いなし。さぁ、あなたはどの国を応援する?
(編集部:高橋萌)

試合日程

決勝トーナメントに進めるのは、A~Dの4グループから上位2チーム。グループリーグでは、勝利が勝ち点3、引き分け1、敗戦0が与えられ、勝ち点の多いチームが上位となる。ポーランド対ギリシャの開幕戦を皮切りに、全8会場で熱戦が繰り広げられ、決勝リーグ(勝ち抜き方式)を制した2チームにより、7月1日にウクライナのキエフで最終決戦が行われる。

グループA
6月8日(金)
18:00 ポーランド vs ギリシャ ワルシャワ
20:45 ロシア vs チェコ ヴロツワフ
6月12日(火)
18:00 ギリシャ vs チェコ ヴロツワフ
20:45 ポーランド vs ロシア ワルシャワ
6月16日(土)
20:45 チェコ vs ポーランド ヴロツワフ
20:45 ギリシャ vs ロシア ワルシャワ

グループC
6月10日(日)
18:00 スペイン vs イタリア グダニスク
20:45 アイルランド vs クロアチア ポズナニ
6月14日(木)
18:00 イタリア vs クロアチア ポズナニ
20:45 スペイン vs アイルランド グダニスク
6月18日(月)
20:45 クロアチア vs スペイン グダニスク
20:45 イタリア vs アイルランド ポズナニ
グループB
6月9日(土)
18:00 オランダ vs デンマーク ハルキフ
20:45 ドイツ vs ポルトガル リヴィフ
6月13日(水)
18:00 デンマーク vs ポルトガル リヴィフ
20:45 オランダ vs ドイツ ハルキフ
6月17日(日)
20:45 ポルトガル vs オランダ ハルキフ
20:45 デンマーク vs ドイツ リヴィフ

グループD
6月11日(月)
18:00 フランス vs イングランド ドネツク
20:45 ウクライナ vs スウェーデン キエフ
6月15日(金)
18:00 ウクライナ vs フランス ドネツク
20:45 スウェーデン vs イングランド キエフ
6月19日(火)
20:45 イングランド vs ウクライナ ドネツク
20:45 スウェーデン vs フランス キエフ

決勝トーナメント

決勝トーナメント

グループA

ポーランド開催国の地の利を活かせるか
ポーランド

監督:フランチシェク・スムダ(ポーランド)
実績:2008年大会に続き、2度目の本戦出場

Polandドイツで活躍するFWレヴァンドフスキ、MFブワシュチコフスキ、MFピシュチェクら3人のドルトムント所属選手をはじめとする若手が台頭。勢いのあるプレーで強豪国に挑む。


チェコプレーオフから這い上がってきた
粘り強さが武器
チェコ

監督:ミハル・ビーレク(チェコ)
実績:1993年の国家独立以来、5大会連続出場中。96年に準優勝

PolandMFロシツキー(アーセナル)やGKチェフ(チェルシー)ら、長年チームの中心として活躍してきた選手の安定した働きに、19歳FWカドレツ(スパルタ)ら若手が新風を吹き込む。

ギリシャ2004年の「奇跡」を再現できるか
ギリシャ

監督:フェルナンド・サントス(ポルトガル)
実績:2004年大会優勝、4度目の本戦出場

ギリシャスター選手不在ながら、DFパパドプロス(シャルケ)らの活躍により予選を無敗で制覇。代表選手にはMFフォルトゥニス(19歳、カイザースラウテルン)ら、10代の3選手が選出された。


ロシア継続的に発展してきた
チームならではの強さ
ロシア

監督:ディック・アドフォカート(オランダ)
実績:1960年第1回大会の優勝国、64、72、88年は準優勝(旧ソ連)

Russia2008年大会でセンセーションを巻き起こしたFWアルシャビンも30歳。4年前と変わらぬ顔ぶれを、安定感の現われと見るか、停滞と取るか。失点の少ない試合運びで上を目指す。


グループB

ドイツ目指すべきは、優勝のみ
ドイツ

監督:ヨアヒム・レーヴ(ドイツ)
実績:11大会連続出場。3度の優勝と3度の準優勝(旧西ドイツを含む)

ドイツ前回大会、最年少の代表チームにして堂々の準優勝。今回は若手の成長に新たな才能を加え、代表選出はヨギの贅沢な悩みに。安定したボールキープ力から繰り出される多彩な攻撃が魅力。


デンマーク92年のシンデレラ・ストーリーを再び
デンマーク

監督:モルテン・オルセン(デンマーク)
実績:8度目の本大会出場。1992年大会で優勝

デンマークポルトガル、ノルウェーと同組だった予選で首位通過という快挙に沸くも、そのポルトガルと本戦で再び同組に。同国を12年間率いてきた監督のモチベーターとしての手腕が光る。

オランダ強く、美しいオランダが帰ってきた
オランダ

監督:ベルト・ファン・マルバイク(オランダ)
実績:88年優勝。2010年W杯決勝進出(準優勝)

オランダファン・マルバイク監督が率いるようになってから、攻撃一辺倒ではなく、守備のバランスをしっかり取るプレースタイルに。FWフンテラール(シャルケ)は予選で最多得点の活躍。


ポルトガル常勝国のプライドを取り戻せるか
ポルトガル

監督:パウロ・ベント(ポルトガル)
実績:5回出場。開催国だった2004年大会で準優勝

ポルトガル強豪国ながら予選ではプレーオフに回り、出鼻を挫かれた。MFクリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)やMFメイレレス(チェルシー)、花形選手の活躍が注目される。


グループC

Ireland24年ぶりの
欧州選手権本戦への挑戦
アイルランド

監督:ジョバンニ・トラパットーニ(イタリア)
実績:1988年に初出場。6大会ぶりの本大会出場

Ireland長い間、国際大会で目立った活躍がなかったが、トラパットーニ監督が就任した2008年5月以降は、いまだ2敗のみ。GKギブン、FWキーンらベテランがチームを支える。


Croatia東欧の強豪、国際舞台で
再び花開くか
クロアチア

監督:モルテン・オルセン(デンマーク)
実績:8度目の本大会出場。1992年大会で優勝

クロアチアポルトガル、ノルウェーと同組だった予選で首位通過という快挙に沸くも、そのポルトガルと本戦で再び同組に。同国を12年間率いてきた監督のモチベーターとしての手腕が光る。

Italyお家芸の強固な守備で
しっかり勝ち上がる
イタリア

監督:チェーザレ・プランデッリ(イタリア)
実績:自国開催の68年優勝。2006年W杯優勝

イタリア世界最堅と言われるアズーリ(イタリア代表:イタリア語で「青」)の強みを最大限に生かし、予選ではわずか2失点。世代交代に苦しんだ時代を超え、強いアズーリが帰ってくる。


Spain主要国際大会の三連覇を目指す
スペイン

監督:ビセンテ・デル・ボスケ(スペイン)
実績:1964年、2008年優勝、2010年W杯優勝

スペイン欧州王者、世界王者と立て続けにメジャータイトルを獲得。今大会の優勝候補の筆頭であることは間違いない。FWビジャの決定力、MFイニエスタの絶妙なアシストで連覇を成し遂げるか。


グループD

Ukraine欧州選手権に初挑戦!
開催国の意地を見せる
ウクライナ

監督:オレフ・ブロヒン(ウクライナ)
実績:欧州選手権初出場、W杯は1回(2006)

ウクライナユーロ2008年の敗退により、一度は監督の座から退いたブロヒンが復帰。サッカー新興国のウクライナが、欧州の強豪を相手にどこまでやれるか。「最低でもグループリーグ突破!」と意気込む。


Sweden北欧の古豪、初の欧州王者を狙う
スウェーデン

監督:エリック・ハムレン(スウェーデン)
実績:5度目の本戦出場。ベスト4が最高(1992年)

スウェーデン総勢14人がゴールを決める超攻撃的なプレーで予選を勝ち上がった。MFシェルストレームの秀逸なアシストが大量得点の要。FWイブラヒモビッチは、豪快なシュートでチームを牽引する。

England出場を逃した
4年前の雪辱を果たす
イングランド

監督:ロイ・ホジソン(イングランド)
実績:8度目の出場。最高成績は1968年の3位

イングランド予選敗退した前回、1勝しかできなかった2010年W杯。サッカーの祖国としての意地を賭け、スリーライオンズ(イングランド代表)は、5月に就任したばかりのホジソン監督の下、どこまで行けるか。


France新しい時代の幕開けを宣言
フランス

監督:ローラン・ブラン(フランス)
実績:8度目の出場。1984年、2000年優勝

フランス国際タイトルを総なめした黄金時代から約10年。2010年W杯では、チーム内の不祥事で紛糾。地に落ちた名声を回復すべく、新生レ・ブ ルー(フランス代表)は若手とベテランが手を取り合う。


欧州選手権4度目の制覇を狙う
ドイツ代表に注目!!

ヨアヒム・レーヴ代表監督の風格を身に付けた
ヨアヒム・レーヴ

2004年に当時の代表監督ユルゲン・クリンスマン(現・米代表監督)の誘いを受け、ヘッドコーチに就任してから、ドイツ代表との付き合いもかれこれ8年になる。クリンスマン時代から頭脳担当だったヨアヒム・レーヴ(通称ヨギ)は、2006年に監督の座を引き継いで以降、ユーロ2008で準優勝、2010年W杯で3位と躍進。1990年のW杯優勝後、失われた10年を過ごしてきたドイツに、サッカー強豪国としての自信を見事に取り戻させた。漆黒の髪とドイツの国章にある鷲のような鋭い視線。淡々と戦術を語る口調はシュヴァーベン訛り。シックな装いで女性ファンも多い(?)ヨギが目指すは、まだ見ぬ優勝のみ!

ヨアヒム・レーヴ新顔も魅力たっぷり
進化するドイツ代表

ドイツがサッカー強豪国たる由縁、それは尽きることなく発掘され、成長を続ける若き才能にある。毎年のように新たなスターが誕生し、そしてレーヴ監督は若手の起用を躊躇しない。今回も、23歳以下の若き精鋭たちがずらりと名を連ねる。最年少のMFユリアン・ドラクスラー、MFマリオ・ゲッツェ、MFマルコ・ロイスらは確実に、ドイツ代表に新しい攻撃のバリエーションを加えてくれるはず。ちなみに、すでにベテランのような落ち着きを見せるMFトーマス・ミュラーやMFトニ・クロースが22歳、MFメズート・エジルが23歳と、ドイツのポテンシャルの高さには驚くばかりだ。

ヨアヒム・レーヴ前回大会から4年
成熟度を増すヨギ・ユングス

前回大会では世代交代に苦心し、高齢化が叫ばれた他国をよそに、若手中心のチームとして注目されたドイツ。ヨギ・ユングス(ヨギの少年たち)と呼ばれた彼らも、今ではチームのベテランの域に。今大会、グループAで戦った予選では10戦10勝、2位のトルコに勝ち点差13という大差をつけて、本大会へ一番乗りを決めた。  

懸念材料としは、各クラブチームでも中心的役割を果たしている選手たちの調整。ドイツ一の名門、バイエルン・ミュンヘンに所属する選手たち(MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー、DFフィリップ・ラームら)が多勢を占めるが、同チームは今年、リーグ戦に加え、チャンピオンズリーグの決勝(5月19日)に進出する活躍ぶりで、代表チームとなかなか合流できない状況だ。願わくば、欧州クラブの頂点を極め、その勢いを代表チームに吹き込んで欲しい。  

また、チーム最高齢にしてチームの最終兵器、FWミロスラフ・クローゼ(33)にも注目が集まる。現在クローゼは、ドイツ歴代最多記録にあと5点と迫っているのだ(最多記録はゲルト・ミュラーの68得点)。大一番に強いクローゼの、気持ちの入ったゴールシーンが見たい。

代表選手 一覧表

選手名 年齢 所属クラブ
ゴールキーパー
マヌエル・ノイアー 26 バイエルン・ミュンヘン
ティム・ヴィーゼ 30 ヴェルダー・ブレーメン
ロン・ロベルト・ツィーラー 23 ハノーファー96
マルク・アンドレ・テル・シュテーゲン 20 ボルシア・メンヒェングラットバッハ
ディフェンダー
フィリップ・ラーム 28 バイエルン・ミュンヘン
マッツ・フンメル 23 ボルシア・ドルトムント
ホルガー・バトシュトゥバー 23 バイエルン・ミュンヘン
ジェローム・ボアテング 23 バイエルン・ミュンヘン
ベネディクト・ヘーヴェデス 24 シャルケ04
マルセル・シュメルツァー 24 ボルシア・ドルトムント
ペア・メルテザッカー 27 FC アーセナル
ミッドフィルダー
ラース・ベンダー 23 バイヤー・レヴァークーゼン
スヴェン・ベンダー 23 ボルシア・ドルトムント
バスティアン・シュバインシュタイガー 27 バイエルン・ミュンヘン
サミ・ケディラ 25 レアル・マドリード
トニ・クロース 22 バイエルン・ミュンヘン
マリオ・ゲッツェ 19 ボルシア・ドルトムント
メズート・エジル 23 レアル・マドリード
アンドレ・シュールレ 21 バイヤー・レヴァークーゼン
ルーカス・ポドルスキ 26 1FCケルン
マルコ・ロイス 22 ボルシア・メンヒェングラットバッハ
トーマス・ミュラー 22 バイエルン・ミュンヘン
イルカイ・ギュンドアン 21 ボルシア・ドルトムント
ユリアン・ドラクスラー 18 シャルケ04
フォワード
マリオ・ゴメス 26 バイエルン・ミュンヘン
ミロスラフ・クローゼ 33 SSラツィオ
カカウ 31 VfBシュトゥットガルト

※ 5月7日発表。上記より4名少ない23人で本戦に臨む。

ポーランド & ウクライナ

今大会はポーランドとウクライナの共同開催となる。二国間での共同開催は、2000年、2008年に続き3度目。1976年のユーゴスラビア大会以来となる東欧での開催に、欧州選手権のさらなる拡大が予感される。会場は以下の8都市。

ポーランドとウクライナの地図

ポーランド Polska

ワルシャワワルシャワ
Warszawa

ポーランドの首都ワルシャワは、同国の政治、経済、そして文化の中心地。世界文化遺産に登録されている「ワルシャワ歴史地区」は、「北のパリ」として発展してきた古都の魅力と、ポーランドの伝統を今に伝える。

ワルシャワ国立競技場
Stadion Narodowy w Warszawie
収容: 約5万8000人

グダニスクグダニスク
Gdańsk

バルト海に面するポーランド最大の港湾都市。ドイツ語「ダンツィヒ」の名でも知られる。その歴史は一千年とも言われ、中世にはハンザ同盟の一員として栄えた。レンガ造りの建築物が並ぶ旧市街が見どころ。

PGE アリーナ・グダニスク
PGE Arena Gdańsk
収容: 約4万人

ポズナニポズナニ
Poznań

ポーランド初の統一国家、ピャスト朝ポロニャ王国の王都として栄えたポーランド建国の地ポズナニ。旧市街に豊かな時代の面影が感じられる。現在は、国際見本市などで活気付く商業都市として発展している。

ポズナニ市立競技場
Stadion Miejski w Poznaniu
収容: 約4万2000人

ヴロツワフヴロツワフ
Wrocław

ポーランド南西、オドロ川沿いにある美しい古都ヴロツワフ。6世紀にはスラブ人が集 落を形成し、中世にはモンゴルの侵略、ハプスブルクを経て、1945年までドイツの支配を受けるという波乱の歴史を歩んだ。

ヴロツワフ市立競技場
Stadion Miejski w Wrocławiu
収容: 約4万人

ウクライナ Україна

キエフキエフ
Київ

ウクライナの首都キエフは、1500年の歴史を持つ東スラブ人のルーツ「母なる街」。 緑溢れる街の中で一際目を引く聖ソフィア大聖堂(世界文化遺産)や独立広場など見どころは多く、観光客を飽きさせない。

オリンピスキ・スタジアム
HCK Олімпійський
収容: 約6万5000人

ハルキフハルキフ
Харків

キエフに次ぎ、国内で2番目に大きな都市ハルキフ。ロシア革命後に誕生したウクライナ・ソビエト社会主義共和国などの時代には、ウクライナの首都だった。日本では「ハリコフ」とも呼ばれる。

メタリスト・スタジアム
Металіст
収容: 約3万8000人

ドネツィク ドネツィク
Донецьк

炭鉱夫の街として栄えてきた、ウクライナ最大の工業都市。ロシアと国境を接し、ロシア系住民が多い。同国随一の名門クラブ「シャフタール・ドネツク」の本拠地でもあり、サッカーが盛んな地域。

ドンバス・アリーナ
Донбас Арена
収容: 約5万人

リヴィウリヴィウ
Львів

「ウクライナ文化の中心地」との呼び声高いリヴィウ。街中には美術館やギャラリー、 コンサートホール、カフェが乱立している。このリヴィウの旧市街は、全体が世界文化遺産に登録されている。

アリーナ・リヴィウ
Арена Львів
収容: 約3万5000人


延期? 中止?? 開催地変更?!
ユーロ2012 をめぐる社会・政治の問題

安全面は大丈夫??
4月27日、ウクライナ東部のドニエプロペトロフスクで4度の爆発が発生し、約30人が負傷した事件が起きた。テロ事件として捜査中だが、現地の安全性が心配される。これを受け、UEFAのユーロ2012担当者は、状況によって延期または中止する可能性について言及。しかし、ドイツ での代替開催案については否定した。

ウクライナ前首相への処遇は人権侵害?!
昨年10月に汚職事件で禁錮7年の判決を受け、現在は開催都市の1つでもあるハルキウの刑務所に収監中のウクライナ前首相ユリア・ティモシェンコ。彼女の健康問題や拷問の可能性などをめぐり、国際的な非難が高まっている。この件について、ドイツではメルケル首相ほか、多数の政治家が政治的なボイコットを検討している。

フォークス誌オンライン世論調査
「ドイツはどのように対応すべきか?」

総ボイコットで対応を。ウクライナはユーロ 2012の開催地に適していない 55.3%
政治的ボイコットで対応を。政治家のみが訪問を取り止め、選手とファンは参加 27.8%
何もしなくて良い。政治とスポーツを一緒にすべきではない 16.9%
 
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