白菜の中華風鍋と甘酢漬け

白菜はドイツのスーパーでも手軽に手に入るようになりましたが、寒い時期は特に大きくて立派なものが出回ります。今回は原産地の中国にちなんで、白菜が主役の中華風メニューをご紹介。大きな一株もあっという間に消費できますよ。

ピエンロー風白菜鍋

本来は干ししいたけの出汁で煮込むピエンロー鍋を、手に入りやすい材料で極力簡略化。味付けは塩だけなのに、滋味深いおいしさに驚きます。

材料（4人分）

作り方

• ❶ 白菜はざく切りにする。マッシュルームは軸の固い部分を切り落とし、大きい物は半分に切る。ルッコラは傷んだ部分を取り除いてさっと洗う。春雨はぬるま湯（分量外）に浸けて戻しておく。
• ❷ 鍋にマッシュルームと手羽先、水を入れて火にかける。沸騰したら中火にし、白菜を加えて煮込む。
• ❸ 白菜が柔らかくなったら塩を加える（ごま油を加える場合はここで）。春雨を加えてひと煮立ちしたら、火を止めてルッコラを加えて出来上がり。器に取り分け、好みで薬味を付けながらいただく。

白菜の中華風漬物

中華風の白菜の即席漬け「ラーパーツァイ」は、鍋料理の箸休めにもぴったり。しょうがと唐辛子の辛みが効いた、甘酸っぱい味わいが食欲をそそります。

材料（作りやすい分量）

作り方

• ❶ 白菜は芯の部分を1㎝幅、葉の部分は2cm幅に細切りにする。しょうがは千切り、赤唐辛子は小口切りにする。
• ❷ ボウルに入れた白菜に塩を加えてもむ。その上にラップを敷いて、ペットボトルなどで重しをする。1時間ほど置いたら白菜の水気を絞り、耐熱容器に移す。
• ❸ 砂糖、酢、しょうゆを合わせ、白菜と混ぜる。その上にしょうがと赤唐辛子を載せる。
• ❹ フライパンにごま油を熱し、熱くなったら白菜にかけて混ぜる。冷蔵庫で30分以上置いて、味がなじんだら出来上がり。