【デュッセルドルフ 1月10日】大晦日にケルンで起こった女性襲撃事件、ケルン警察の発表によると9日時点で被害届が379件に膨れ上がった。マース法相は、計画的な犯行であった可能性について言及した。
【大晦日の夜】
・ケルンの中央駅付近でおよそ1000人の男性が事件に関わっていた
・ドイツでは違法とされているタイプの爆竹を、民衆に向けて投げ入れるなどの嫌がらせ行為があった
・同様の集団での襲撃事件が、ハンブルクやシュトゥットガルトでも確認されている
【警察・内務省の発表】
・主な犯行は、窃盗と女性に対する性的いやがらせ。被害届は379件に膨れ上がった
・犯人が、北アフリカやアラブ諸国出身の男性であったとの目撃情報が多数
・容疑者31人のうち、18人が難民申請者であることがわかった
・計画的な犯行である可能性が高く、調査が進められている
・ただし、その計画が女性襲撃を目的としていたものではなく、スリなどの犯行を目論んだものである可能性が指摘されている
【1月9日 ケルンで大規模デモ】
・極右Pegida、左派勢力、女性グループらがケルン大聖堂前でデモ。一時、極右勢力と警官隊が衝突。
女性グループは約500人「安心して歩ける街に」との願いからデモが行われた
15 Nov. 2024 1230号
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