ベルリンマラソンは今年で50周年!
一度は走ってみたい
ドイツのマラソン大会
2024年9月29日、今年50周年を迎えるベルリンマラソンが開催される。世界6大マラソン大会の一つに数えられ、世界一の高速レースといわれることも。そんな世界のランナーたちが憧れるベルリンマラソンをはじめ、ドイツ各地で開催される大小さまざまなマラソン大会をピックアップ。マラソン好きという人も、これから挑戦する初心者の人も、きっと一度は走ってみたいと思えるドイツのユニークな大会をご紹介しよう。 (文:ドイツニュースダイジェスト編集部)
参考:BMW Berlin Marathon、Rundfunk Berlin-Brandenburg「Berlin-Marathon-Gründer Horst Milde"Es war der große Traum für die Läufer"、Abbott World Marathon Majors
ブランデンブルク門を通ってゴールに向かうランナーたち
世界のランナーが憧れるベルリンマラソン
郊外開催からシティマラソンへ
ベルリンマラソンは、アスリートだったホルスト・ミルデ氏なしでは語れない。ミルデ氏は、1964年にベルリンのトイフェルスベルクでクロスカントリーを企画した。その成功から各地で行われているマラソン大会に注目するようになり、世界中の大都市でマラソン大会が開催されていることを知る。その後、ベルリンでも開催できないかを模索し始めた。
それから10年後の1974年10月13日、記念すべき第1回ベルリンマラソン大会がグリューネヴァルトで開催された。この時の参加者は286人。今から考えると小規模なものだったが大会は成功し、次第に人気が高まっていく。一方で、ベルリンらしさがないことが課題だった。ニューヨークやロンドンでは、華やかなシティマラソンが開催されていたが、ベルリンは中心地から外れた田舎でのファンランというイメージから抜け出せずにいた。
その後のミルデ氏らの働きにより、第8回を迎えた1981年9月27日の大会からベルリンマラソンは市街地へと舞台を移す。国会議事堂前の草地からスタートし、西ベルリンの中心街に位置するカイザー・ヴィルヘルム記念教会をゴール地点とするコースが組まれた。またコースの一部はベルリンの壁に沿って走るため、旧東ドイツでも注目されるようになる。1987年からは参加者の増加によりスタート地点をブランデンブルク門の真正面に移された。やがてベルリンマラソンは、世界の主要マラソン大会の一つに数えられるまでに成長していく。
ランナーで埋め尽くされたティアガルテンのスタート地点
さまざまな物語、記録が語り継がれる大会
ベルリンマラソンではさまざまな物語が生まれてきたが、なかでも人々の中で印象に残っているのはやはり1990年の大会だろう。ドイツ再統一の4日前に行われたこの大会では、前年のベルリンの壁崩壊により、ランナーはブランデンブルク門を通って東ベルリンの赤市庁舎まで走り、西ベルリンへ戻ってくることができたのだ。1年前までは想像もできなかったことから、ブランデンブルク門を通過するときに感極まって号泣するランナーも多かったという。世界中から集まった2万5000人のランナーたちが統一を祝福した大会となった。
また2000年以降、日本でもベルリンマラソンが大きく注目される。松尾和美選手を筆頭に、6年連続で女子優勝者が日本から輩出されたのだ。高橋尚子選手は2001年に女子で初めて2時間20分の壁を破り、ベルリンマラソンで世界記録を達成した。 2005年にはアテネ五輪金メダリストの野口みずき選手が2時間19分12秒で優勝。この記録は2024年に大阪国際女子マラソンで前田穂南選手が2時間18分59秒の日本新記録を樹立するまで破られなかった。
高橋選手の走りは日本のテレビでも生中継され、女子マラソンの中継で過去最高の視聴率を記録した
2003年からは、ブランデンブルク門と戦勝記念塔の間がスタート地点に。ドイツ再統一のシンボルでもあるブランデンブルク門をくぐり抜けてゴールするコースが採用されている。2006年以来、ベルリンマラソンは世界6大マラソン大会の連合体であるアボット・ワールドマラソンメジャーズの一員となった。たびたび世界記録を打ち出してきた高速レースとして、現在も世界中のランナーを惹きつけている。
ベルリンマラソンの人気の秘密
毎年、世界中で800レース以上のマラソン大会が開催されているが、ベルリンマラソンはなかでも人気の大会だ。そんなベルリンマラソンの特徴と人気の秘密に迫る。
人気の秘密 1
ベルリンマラソン大会は世界6大会
世界のマラソン大会の中で、6大会のみがワールドマラソンメジャーズの称号を得ているが、その一つがベルリンマラソンだ。2016年以降、6大会全てを走破すると「シックススター」の称号を得ることができるようになり、ワールドマラソンメジャーズ本部から完走証とシックススターメダルが授与される。
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世界6大会
- 東京マラソン(3月)
- ボストンマラソン(4月)
- ロンドンマラソン(4月)
- ベルリンマラソン(9月)
- シカゴマラソン(10月)
- ニューヨークシティマラソン(11月)
人気の秘密 2
世界記録が誕生しやすい大会
ベルリンマラソンのコースは勾配が少なく平坦な地形で、気候的にも過ごしやすい9月中旬に開催される。そのためマラソン初挑戦の人や新記録を狙いたい人にとって理想的な大会であり、ランナーたちの人気を集めている。事実、これまでに男子で9回、女子で3回、合計12回の世界記録が誕生した。
人気の秘密 3
観光スポットを含むマラソンコース
ベルリンマラソンのスタート地点は戦勝記念塔のあるティアガルテン、ゴールはブランデンブルク門となっている。テレビ塔、カイザー・ヴィルヘルム記念教会、ベルリン・フィルハーモニーなど歴史ある観光名所の脇を通りながらベルリンをぐるっと1周するコース。ランナーも応援する人も市内観光を楽しめる。
ベルリンマラソンに参加するには?
エントリー方法はドイツ陸上競技連盟の国際競技規則に従っている。世界中から参加者が集まるため枠を手に入れるまでが難関。参加を検討している人は、条件やエントリー方法をチェックしよう。
参加条件
❶18歳以上であること
❷スタートラインを通過してから6時間15分以内にコースを完歩すること
参加費
205ユーロ(2024年)
エントリー方法
1. 抽選枠
一般エントリー枠。毎年応募者多数のため抽選が行われる。例年、大会が終わる9月末から11月中旬までに翌年の大会にエントリーする必要があり、応募者にはメールで12月上旬に抽選結果が通知される。
2. エリート枠
規定タイムをクリアした人のみエントリーできる。レースは国際マラソン・ディスタンスレース協会、全米陸上競技連盟にリストされているか、AbbottWMM ワンダ・エイジグループワールドランキングである必要あり。
3. チャリティー枠
チャリティー枠を持っているチャリティー団体に直接コンタクトし、応募する。
4. ツアー枠
指定旅行会社のパッケージツアーに参加する。費用は高くなるが、その分参加できる確率は上がる。
さらなる詳細は公式ホームページで!
www.bmw-berlin-marathon.com
2024年大会を観戦しよう!
来年以降のエントリーを考えている人、マラソン観戦が好きな人は、ぜひベルリンまで観に行ってみよう。街中から応援すれば、ランナーたちの力になること間違いなし!同日にはテレビ中継も。
第50回ベルリンマラソン
開催日 2024年9月29日(日)
開始時間 9:15〜
※ハンドバイク利用者は8:50〜、車いす利用者8:56〜
応援スポット
スタート地点は戦勝記念塔の北側から見ることができる。スイス大使館(6.9キロ地点)まで歩き、中央駅からアレクサンダー広場駅まで電車で移動。駅を降りてカール・マルクス通り(11キロ地点)まで出てみよう。残りの30キロは応援したい人の時間や見学したい場所に応じて移動。38.5キロのポツダム広場からは徒歩で、ブランデンブルク門へ行き、最後の声援を送ろう。
TV中継放映予定
Eurosport 19:00-12:00
rbb 12:00-14:30
市民ランナーとして4回出場 マラソン好きにおすすめしたいベルリンマラソンの魅力
ベルリンマラソンはアスリートはもちろん、世界中の市民ランナーにとっても憧れのレース。本大会に魅せられて、一度ならず何度も走ったことのあるランナーも少なくない。そんな市民ランナーの一人として、日本から4回にわたりベルリンマラソンの出場経験がある中村悠志さんに、本大会の魅力について語っていただいた。(取材・文:ドイツニュースダイジェスト編集部、写真提供:中村悠志さん)
PHP研究所ビジネス・教養出版部編集長。中学時代に長距離走を始め、大学時代は出雲駅伝に出場した。現在は市民ランナーとして活動し、地域のランニングコーチも務める。本誌コラム「ベルリン発掘の散歩術」を連載中の中村真人さんは実兄で、ご兄弟でベルリンマラソンに出場した経験も。
フルマラソンといえばベルリン
中学から陸上競技を始めて、中高大とずっと長距離をやっていました。大学は箱根駅伝でも知られる法政大学だったのですが、残念ながら箱根出場は補欠止まりで……。かつてはオリンピック出場を夢見ていたんですけど、自分のほかにすごい才能のある人たちを目の当たりにして、だんだん現実が見えてきたんですよね。人生の大きな挫折でした。それから大学を卒業して、就職後に忙しくなってしまい、いったん走ることは辞めてしまって。でもやっぱり走りたいという気持ちがあり、フルマラソンに出てみることにしたんです。1回目はつくばマラソン、2回目に出たのが、まさにベルリンマラソンでした。
2015年、自身2回目のベルリンマラソンで走る中村さん
兄(中村真人さん)がベルリンに住んでいたので、卒業旅行や夏休みにベルリンに行ったことも、ベルリンマラソンに出ようと思ったきっかけの一つです。一方でベルリンマラソンが世界一の高速レースであることも、もちろん知っていました。ちょうど元マラソン選手の高橋尚子さんが2001年に当時の世界記録を出したのがベルリンマラソンで、日本で注目されていたタイミングでも。そういう背景があって、またベルリンに行くならぜひ走ってみたいと思ったんですね。
バギーで走り抜ける女性ランナー
初めて出場したのは2004年。当時はインターネットで申し込みフォームをダウンロードして、手書きの申込書をエアメールで送ったのですが、本当に届いたのか分からなくて(笑)。でもちゃんとエアメールでエントリー完了の返事が来ました。当日はいろいろな国の国名が入ったウェアなどを着ている人たちがいて、本当に世界中からマラソンが好きな人が集まってきているんだと思いましたね。
2018年の出場時、国会議事堂前で完走者に贈られるメダルを手にする中村さん
全部で4回出場しているのですが、初回はほとんどトレーニングせずに臨んでしまって、本当に大変な目に遭ったんですよ。中間地点くらいで足がパタッと止まって、あとはジョギングペースか歩きを繰り返しながら何とかゴールしたって感じで。あれはラスト4キロの地点、ポツダマープラッツの先辺りだったと思います。女性ランナーで、小さな子どもを乗せたバギーを押しながら走っている人に抜かされてしまったんです(※)。本当にびっくりしました。ちなみに、そのときの僕の記録が3時間40分台。十分なトレーニングをしなかったとはいえ、まだ現役時代の「貯金」があったので、そのくらいの記録でいけたのですが、その女性はバギーを押しながら平然と走っていたんですよね。なのに、僕はもう足も痛くて、ほとんど早歩き状態。ドイツの強く生きる女性というイメージとも重なって、強烈に印象に残っています。
抜かされてしまったという悔しい気持ちもあって、またいつかベルリンマラソンに出たいと思いました。しばらくしてから市民ランナーとして走ることを再開して、週末に社会人向けのランニングクラブでコーチをしながら自分の練習もするようになりましたね。
※現在はバギーでの参加は禁止されている
ベルリンマラソンが特別な理由
日本国内の主要なレースは、北海道から沖縄まで結構出場してきました。東京マラソンも何回か走っているのですが、ベルリンマラソンはなかでも特別な大会です。本当にマラソンが好きな人であれば、ぜひ1回は出てほしいなと思います。
まずは、ベルリンの街の美しさ。街の中を走っているんですけど、まるで森の中を走っているような緑溢れるコースなんです。スタート地点がブランデンブルク門前のティアガルテンの広大な森の中というのもありますが、途中途中にも緑が多くあるというのがベルリンマラソンの第一印象でした。それから、教会など思わず立ち止まって写真を撮りたくなるようなところがいくつもあります。主要な観光スポットをちゃんと回るコースになっていますしね。
奥に見えるのは、コースの終盤に位置するカイザー・ヴィルヘルム記念教会
そしてもう一つの魅力は応援です。常に音楽に溢れていて、とにかくバリエーションが豊富。ブラスバンドのようなグループがいたり、少年が一人でドラムセットをひたすら叩いていたり。ロック、クラシック、かと思えばブラジルのサンバのような音楽、和太鼓サークルも毎回演奏しています。マラソンって声援だけじゃなくてそういう音があると、ものすごく元気が出るんです。ベルリンはやっぱり音楽の街というイメージが強いですから、いろいろな音楽で応援してくれるのを感じますね。2回目以降はスマホを持って走るようにして、そういう光景を写真に残すようになりました。
演奏でランナーを盛り上げてくれるベルリン市民
コースの序盤で和太鼓を演奏する人々
日本との違いでいうと、例えば東京マラソンは開始1時間ほど前にスタートエリアに入らなければならず、待っている間にトイレに行きたくなるんです。スタートと同時にトイレに駆け込む人も多くて。でもベルリンは結構ギリギリの時間まで自由で、いい意味で緩さがあります。世界的なビッグレースだけど、ランナーファーストという面があるのかもしれません。
実は昨年、友人からお古の三輪バギー(ランニング用バギー)を譲ってもらいました。あの初回のベルリンマラソンで抜かされたやつです(笑)。最近は、休日に2歳の娘をそのバギーに乗せて走る練習をしています。いつかあのベルリンマラソンで見た女性のように、バギーに子どもを乗せてレースに出場してみたいなと。それが今の僕の夢です。
大都市や自然の中を駆け抜けるドイツのマラソン大会8選
ドイツ全土には、大都市での大会はもちろん、森や草原、国立公園を走る中小規模のマラソンも数多くある。その中でもとっておきのマラソン大会を厳選してご紹介。
大都市マラソン大会
2024年10月6日(日)
❶ ケルンマラソン
Köln Marathon
ドイツで4番目に大きなマラソン大会であり、毎年2万人以上が参加するとともに、数十万人の観客が応援のため沿道に駆け付ける。ライン川に沿ってケルンの有名な観光スポットを通り、ゴールでは世界遺産のケルン大聖堂が選手たちを出迎える。今年のエントリー締め切りは、10月5日(土)17:30で、下記ウェブサイトからオンライン申し込みのみ可能(参加者の上限に達し次第終了)。
https://generali-koeln-marathon.de
2024年10月13日(日)
❷ ミュンヘンマラソン
München Marathon
ドイツ最大のビールの祭典であるオクトーバーフェストから、ちょうど1週間後に行われるマラソン大会。オリンピック公園からスタートし、エングリッシャーガルテン、イザール橋、マリエン広場、レジデンツと、ミュンヘンの観光名所が目白押しのコースとなっている。今年のエントリー締め切りは9月29日(日)。大会前日には、ディアンドルやレーダーホーゼンなど、バイエルンの民族衣装で3.5キロを走る仮装マラソンも。
www.generalimuenchenmarathon.de
2024年10月27日(日)
❸ フランクフルトマラソン
Mainova Frankfurt Marathon
フランクフルトの有名な銀行街をはじめ、街の中心部にある絵のように美しいマイン・プロムナードを走り抜けるコース。ゴールのフェストハレでは、スポットライトに照らされたレッドカーペットがランナーを待っている。気軽に走ってみたい人には、レース前日に行われる「Brezellauf」がおすすめ。参加費無料・事前登録不要で、7キロのコースを走ったゴールでは、飲み物、記念メダル、フランクフルト・プレッツェルがもらえる。
www.frankfurt-marathon.com
2025年4月27日(日)
❹ ハンブルクマラソン
Haspa Marathon Hamburg
毎年約3万人が参加する、ドイツ最大級の春のマラソン大会。ハンブルク・メッセ会場近くのカロリネン通りをスタートし、レーパーバーン、フィッシュマルクト、ハンブルク港や倉庫街など、エルベ川やアルスター川沿いを走りながら街の魅力を味わえるルートとなっている。ゴールにはレッドカーペットが敷かれており、市民の声援を浴びながらフィニッシュしよう。
https://haspa-marathon-hamburg.de
自然マラソン大会
2024年10月12日(土)
❺ リューゲン橋マラソン
Rügenbrücken-Marathon
世界遺産にも登録されるハンザ同盟都市シュトラールズントとリューゲン島を結ぶコースで、海風を浴びながら走れるマラソン大会。シュトラールズントの街を出発して、全長2831メートルのリューゲン橋が最初のハイライト。対岸のアルテフェーア村をはじめ、リューゲン島の美しい風景を楽しもう。18歳以上がフルマラソンに参加できるほか、ハーフマラソン、3キロの子どもマラソン、6キロまたは10キロのウォーキングとノルディックウォーキングなど、同日にさまざまなレースが開催される。
www.ruegenmarathon.de
2024年10月13日(日)
❻ ヴェストエナギーマラソン
Westenergie Marathon
1963年に創設され、現在も開催されているドイツ最古のマラソン大会。エッセン南部にあるバルデニー湖沿いを走るコースで、ヨットや帆船、艦隊の前を通過したり、湖水浴場や自然保護区を走り抜けたりと、風光明媚な景色を眺めながら走ることができる。フードスタンドや子ども向けアクティビティーも用意されており、家族みんなで楽しめる大会だ。大会前日には、ウォーキングとノルディックウォーキングの大会「BKK Walking Day」も開催。
https://westenergie-marathon.de
2024年10月12日(土)・13日(日)
❼ シュヴァルツヴァルトマラソン
Schwarzwald-Marathon
黒い森地方で行われるシュヴァルツヴァルトマラソンは、1968年から開催されている自然マラソン大会。また、世界で初めて女性の参加が認められたマラソン大会としても知られている。フルマラソンでは、コースの80%が林道で、森や草原など美しい自然の風景が広がる。ほかにもハーフ、リレー、10キロ、5キロ、子ども向けなどのコースがある。今年のエントリーは開催直前の10月10日(木)が締め切り。
www.schwarzwaldmarathon.de
2025年7月26日(日)
❽ ランサタデー
Lauf-Samstag
ロマンチック街道の終着地、バイエルン州フュッセンで開催される自然マラソン大会。フルマラソンでは壮麗なアルゴイ山脈に囲まれたホップフェン湖を回り、フォルクゲン湖とレッヒ川に沿って走っていく。そして後半、シュヴァンガウを走りながら臨むノイシュバンシュタイン城がハイライトだ。ハーフ、クォーターもあり、エントリーには早期割引がある。授賞式後は、音楽ライブやパフォーマンスで走者たちを歓迎してくれる。
www.laufwochenende-fuessen.de