1 Mai 2015 Nr.1001
ストライキの嵐が吹き荒れるドイツの春です。鉄道や飛行機も困るけど、仕事を持つ親を恐怖のどん底に突き落とすのが、保育園の教員によるストライキ! ある日、ぺらっと入り口に紙が張り出され、「明日はストライキのため閉鎖」と一言。子どもを預かる、肉体的にも精神的にも大変なお仕事です。いつも感謝と尊敬の気持ちいっぱいで、1日、2日なら応援しましょう。でも今年に入ってもう3日。「無期限ストもあるかもよ」、なんてそんな無情な! 戦う市民の姿勢は素晴らしいけど、公共サービスの場合、その裏で我慢を強いられるのは権力者じゃなく市民ですよ……。(羊)
長年愛読していたドイツニュースダイジェスト。特に近年は、特集やさまざまなテーマを扱ったコラムなどに読み応えのある記事がたくさんあって、毎号発行されるのを楽しみにしていました。そんなニュースダイジェストファンの私がまさか制作する側に携わることになるとは、嬉しさと同時に責任の重さも感じています。まずは編集部のこの慌ただしさに1日も早く慣れ、まだまだ知られていないドイツの魅力や最新の情報をさまざまな視点から捉え、発信していきたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願いします。(凡)