自分の街との新たに出会う 温かみのある地図作り
21 März 2025 Nr.1238 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】今回、ブラウンシュヴァイクにあるユニークな地図を作る工場の見学会に家族で参加してきたので、その様子を紹介したいと思います。
続きを読む...
「バッハは日本を知り得たか?」 ベルリン独日協会の講演会
21 März 2025 Nr.1238 文・写真 中村真人
{/tag}
【ベルリン発】ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコントラバス奏者、エーバハルト・シュプレーさんは、長年の音楽活動を通じて、日本の音楽愛好家がヨハン・セバスティンアン・バッハ(1685-1750)の作品に寄せる情熱に感銘を受けてきたといいます。そのシュプレーさんに、ある時こんな疑問が浮かびました。「バッハとその家族は、当時日本のことを知る機会はあったのだろうか?」と。
続きを読む...
ゲルトナー・プラッツ劇場で気軽にオペラ鑑賞
21 März 2025 Nr.1238 文・写真 井野 葉由美
【ミュンヘン発】ミュンヘンのオペラ座として有名なのは、バイエルン州立歌劇場でしょう。レジデンツに隣接する美しいオペラ座は、音楽の質の高さだけでなく、その外観でも人々を魅了しています。しかし皆さん、ミュンヘンにはもう一つ州立のオペラ座があるのをご存じでしょうか。
続きを読む...
子育て家庭に朗報!「日本の家」の子どもイベント
21 März 2025 Nr.1238 文・写真 編集部 O
【ライプツィヒ発】ライプツィヒ東部にある「日本の家」(Das Japanische Haus e.V.)は、かつて「ドイツで最も危険な通り」と呼ばれたアイゼンバーン通りの空き家をセルフリノベーションして作られたフリースペースです。本コラム1116号や本誌特集1192号などでたびたび紹介されていますが、ここでは地域に根付いたさまざまなイベントが開催されています。毎週木・土曜には、寄付制の「ごはんの会」が実施されており、経済的・社会的状況に関係なく、さまざまな人がテーブルを囲んで一緒に食事をします。
続きを読む...
ザクセン州の名物料理 「クヴァルクケルヒェン」を作ろう
7 März 2025 Nr.1237 文・写真 髙橋 亜希子
【ライプツィヒ発】私が住んでいるライプツィヒでは、2月中旬ごろにはマイナス気温の寒い日が続いていました。ここまで寒いと家の中で過ごす時間が長くなり、以前から気になっていたザクセン州の名物料理「クヴァルクケルヒェン」(Quarkkeulchen)を作ってみることに。今回は、そのレポートをお届けします。
続きを読む...
「Weite und Licht」 北ドイツの風景の魅力を辿る
7 März 2025 Nr.1237 文・写真 岡本 黄子
【ハンブルク発】北ドイツに住んで約40年になりますが、最近ようやく、冬のどんよりとした景色が美しいと思えるようになってきました。冷たい風が吹くエルベ川岸から見える景色は、水面も空の色も重たい灰色で、鬱々とメランコリックですが、2月になると、灰色の曇り空から微かに太陽の光が射す日も多くなって、春の訪れが感じられます。「Weite und Licht」(広がりと光)という展覧会のタイトルを見て、まず浮かんだのは、そんな初春のエルベ川の景色でした。
続きを読む...
幸せの青い鳥とねじまき鳥に会う ネッカー川でバードウォッチング
7 März 2025 Nr.1237 文・写真 久次貴子
【シュトゥットガルト発】今年の冬の寒さは厳しかった……そう感じているのは、私だけではないはず。それでも数年前の豪雪が懐かしく思えるほど、私の住む地域ではほとんど雪が積もりません。年明けから、晴れた極寒の日曜日にネッカー川沿いを散歩することが増えました。「Sonntagsspaziergang」(日曜日の散歩)という言葉があるほど、ドイツ人にとって日曜日の午後を自然の中で過ごすのは習慣の一つ。家族連れ、老夫婦、ジョギングをする人、サイクリングや乗馬を楽しむ人などを見かけます。
続きを読む...
|