ジャパンダイジェスト

クラインガルテン発祥の地で ついに区画をゲット!

私は小さい頃からガーデニングが大好きで、祖父母や母と一緒に、ガーデニング雑誌をめくったり、テレビで園芸番組を観ていました。そんな私がガーデニング大国ともいわれるドイツに住むことになったのは、ある意味、呼ばれてきたのかもしれません。

この春から借りるクラインガルテンの区画この春から借りるクラインガルテンの区画

ドイツには「クラインガルテン」(Kleingarten)という市民農園があります。クラインガルテンは、日本語に直訳すると「小さな庭」という意味。ドイツにはこのクラインガルテンが多くの都市に存在し、春夏の暖かい季節を中心に家族や友人とガーデニングを楽しむことができます。

私が住んでいるライプツィヒはクラインガルテン発祥の地で、身近な人の中にもクラインガルテンを借りている人がちらほら。わが家には小さなバルコニーがあり、約2平方メートルほどのスペースでドイツではなかなか手に入らない野菜や、大好きなトマトなどを育てたりしています。欲を言うと、もっとスペースがあれば、花や多年草も植えることができて楽しみが広がるのになあ……といつも思っていました。

共同作業日は和気あいあいとした雰囲気共同作業日は和気あいあいとした雰囲気

そんなこんなで数年前からクラインガルテンの組合に問い合わせて、空きが出ないかチェックしていたのですが、問い合わせても返信がなかったり、距離や価格などの条件が合わなかったりと、クラインガルテンを借りるまでには至りませんでした。なかには、前の借り主から建物や植物の引き継ぐだけで5000ユーロ(!)というものもありました。

今年に入って、友人から「クラインガルテンに空きが出た」と聞いて、すぐに見に行ってきました。ほぼ心は決まっていましたが、まずはクラインガルテンの借り主たちの共同作業日に参加して様子を見ることに。清掃を手伝いながら、カジュアルな雰囲気に安心しました。初期費用や維持費が思った以上に手頃だったこともあり、少し自宅からは距離はあるものの、ついに契約を決意。

うれしさのあまり好物の空豆を32本育苗中うれしさのあまり好物の空豆を32本育苗中

そして先日、契約書を提出してきました。まだ正式な契約が完了しているわけではないのですが、うれしさのあまりフライング気味でもう庭に植える用の苗を育て始めています。今までバルコニーで試行錯誤しながら育てていた野菜に加え、育てたかったけれどスペースの制約で諦めていた植物も育てられると思うとワクワクが止まりません。栽培したいもののリストには、山のように植物の名前が並んでいます。

クラインガルテンを正式にゲットしたら、まずは伸びている植物や土の手入れをして、耐寒性のある植物から植え付けるつもりです。ドイツには「Pflanze nievor der kalten Sophie」という教えがあり、5月15日の「冷たいソフィー」の日(遅霜の危険がある時期)を過ぎたら夏野菜を植えます。果たして、私のクラインガルテンの1年目はどうなるでしょう。シーズンの終わりにご報告ができたらと思います。

髙橋 亜希子 たかはし あきこ
IT系の翻訳者・プログラマー。オーストリア、インドを経てドイツへ。ライプツィヒには2016年より在住。三度の食事と、手に入らない食材を自分で育てるのが何よりの楽しみ。古巣のアート分野に戻りつつある。
 
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