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クロスカントリースキーで新年の好スタートを!

明けましておめでとうございます! 昨年はコロナ禍の影響で制限が続きましたが、「2021年こそは」と旅行やアクティビティーへの期待が高まりますね。一方で、ロックダウンも続いているため、なかなか思ったように行動できないことも。こうした状況下ですが、新年の好スタートを切れるように、ミュンヘンから気軽に行けてリフレッシュできるクロスカントリースキーをご紹介したいと思います。

スケーティングスキーに挑戦!!スケーティングスキーに挑戦!!

クロスカントリースキーには、クラシカルとスケーティングの二つの走法があります。クラシカルは雪上につくられた2本の溝の上を滑るもの、スケーティングはアイススケートのように交互に足を開いて進んでいくものです。ちなみにスケーティングは、クラシカルよりもスピードが出るそう。私たちは、昨年の初めからクロスカントリースキーを始めたのですが、クラシカルとスケーティング両方とも試した結果、個人的には自由度も高くて滑りやすいと感じるスケーティングスキーを続けています。

さて、本誌1135号でご紹介したTegernseeや、スキーリゾート地であるガーミッシュ(Garmisch)などは、スキーコースが豊富です。基本的にコースがある地域にはスキー用品のレンタル店もあるため、初心者の方でも気軽に試すことができます。こうしたクロスカントリースキーのコースは、ドイツ語で「Langlaufloipe」で検索するといくつも出てきます。また、1月だと雪が少ない場合もあるため、電話やウェブサイトなどで事前に雪の状況をチェックすると良いでしょう。

きれいな自然に癒されます!きれいな自然に癒されます!

ところで、ドイツではランニングをしながらベビーカーを押しているお父さんやお母さんを見かけることがありますよね。実はクロスカントリースキーでも、子ども専用のそりに小さな子が座り、それを引っ張りながら滑っている方を見かけることがあります。子どもにとってはちょっとしたアトラクション気分が味わえ、お父さんやお母さんには良い運動になり、ウィンウィンなのかもしれません(引っ張って滑るのは相当大変な気がしますが……)。

スキー場では、ソーシャルディスタンスが保てるかなどの懸念もされていますが、ランニングと似ているクロスカントリースキーでは、比較的ほかの人との距離も保ちやすいです。また、ダウンヒルスキーやスノーボードと比べて衝突の危険性も低く、子どもから大人まで安全に楽しめるスポーツだと思います。

クラシカルとスケーティングトラック!クラシカルとスケーティングトラック!

これまでのレポートでもご紹介してきましたが、ミュンヘンは都市と自然との距離感が近いところが魅力です。新型コロナウイルスの感染拡大により、残念ながらドイツのスキー場は未だ閉鎖中ですが、2021年は思いっきり野外アクティビティーを楽しめる1年となるよう祈っています!

齋 直杜(さい なおと)
2016年に新潟の大学院を卒業後、ドイツ人の恋人ケイトを追いかけ、ミュンヘンに移住し、結婚。「人生は冒険だ」をモットーに、夫婦の日常生活や海外旅行の様子を発信しています。
YouTube: さいさいライフ
Instagram: さいさいライフ
ウェブサイト: saisai.life

 
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