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シュトゥットガルトにもある 猫カフェで癒しの時間

コロナ規制の緩和によって海外にも行きやすくなり、一時帰国や海外旅行を楽しまれたという方も多いのではないでしょうか? かくいう私も、ほぼ3年ぶりに一時帰国し、大いに日本を楽しんできました。6歳になる娘にもさまざまな日本を見てもらいたいと思い、夏祭りで浴衣を着たり、山車神輿(だしみこし)に参加してみたり、渋谷スカイに行ったりと満喫してきました。旅の終盤、日本で何が一番楽しかったか娘に聞いてみると、迷うことなく「猫カフェ」と答えました。実は私も初めて猫カフェに行ったのですが、落ち着いた雰囲気の店内でネコたちがくつろぎ、人間にとっても心地良い場所となっていたのが印象に残っています。

さて、少し前に新聞で「シュトゥットガルトにもいよいよ猫カフェが登場した」という記事を読みました。気になっていたので、一時帰国後にさっそく娘と訪れてみることに。お店の名前は、Happy Cats Café &Trattoria。基本的に予約制になっており、ホームページから予約をしました。

かわいいネコちゃんたちが接客係かわいいネコちゃんたちが接客係

そして当日、お店の入り口はかわいくポップな雰囲気で、すでに心がウキウキ。入口で予約の有無を聞かれ、次に靴にビニールをかぶせて店内へ。ビニールを履く以外にも、裸足での入店も可能とのことでした。私たちが行った日には、5匹くらいが店内にいたように思います。ネコが渡れる天井に近い通路や、窓際に置かれたネコのベッド、立派なキャットタワーなどが設置してあり、ネコたちもなんだか幸せそう。

カフェの中央には大きなキャットタワーカフェの中央には大きなキャットタワー

特に入場料はなく、ホームページによると「大人1人につき15ユーロくらい注文してくれたら」とのこと。気になるメニューもいろいろありましたが、ネコと遊んでいると時間を忘れ、なかなか15ユーロに達しなかったのが残念でした。そんな時は、その分チップを渡しておいたらいいのかなと思います。

ポップな見た目のチョコフォンデュポップな見た目のチョコフォンデュ

やはり日本の猫カフェとは少し印象は違いましたが、十分に楽しめる空間でした。私たちが訪れたのは金曜日の午後2時くらいで、到着したときは常連さん1組だけで空いていましたが、3時ごろからは満席に。ネコにも人にも優しいシュトゥットガルトの癒しスポットとして、ますます人気になったらいいなと思います。

さて、コロナが流行り始めた2020年4月から2年9カ月、シュトゥットガルトの地域レポーターとして街の情報をお届けしてきましたが、今号を持ちましてレポーターを卒業することとなりました。次号からは、また愛読者へと戻ります。今まで楽しく書かせていただけたのも、読者の皆さん、ニュースダイジェストの編集者さんのお力添えのおかげです。ありがとうございました! またどこかでお会いすることができればうれしいです。その時まで、皆さんお元気でお過ごしください。Bleiben Sie gesund!

フンドハウゼン エリ
大阪生まれ、東京育ち。2007年末よりシュトゥットガルト在住。Merz Akademie大学視覚コミュニケーション科卒。語学力を武器に、日本企業のリロケーションをサポートしながら、メディアデザイナーとしても幅広く活躍している。趣味はギターと読書。

 
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