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マイン祭開催決定! 夏のイベントが再開

2018年からフランクフルトで毎年夏に開催されるジャパンフェス「マイン祭」。2020年は残念ながら、コロナ禍で中止となってしまいました。長きにわたるロックダウンの末、ようやく新型コロナウイルスの感染者が減少し、規制措置も緩和されつつあります。こうした現状を踏まえて、今年8月20日(金)~22日(日)までの3日間、マイン祭が開催されることになりました。

オープンエアーの会場の様子オープンエアーの会場の様子

私も2018年、2019年と続けて来場したのですが、日本食の屋台、華道や弓道などの文化ブース、着物や和雑貨の販売店など、多種多様な出店がマイン川沿いに並び、楽しいお祭りムードでにぎわっていました。特設ステージでは、日本から来独したアーティストや、ドイツをはじめ欧州で活躍する演奏家やパフォーマーが、連日すばらしい演目を披露。入場料もなく、誰でも気軽にステージプログラムを楽しめるのもうれしいポイントでした。また有料ではありますが、茶道や漫画、書道などのワークショプも開かれ、日本の食や芸術・文化、芸能を楽しめる夏の恒例イベントとして毎年楽しみにしています。

白いテント型の屋台が並ぶ白いテント型の屋台が並ぶ

それだけに、昨年中止となってしまったのは残念でした。昨年の開催予定だった日には、マイン祭のテーマソングを手がけ、第1回目から参加しているアートロックユニットK AO=Sをはじめ、歌手の輝城みつるさん、和太鼓の壱太郎さん、書道家の臼井和哉さん、小学生ドラマーのよよかさんなど、過去の参加者や参加予定だった演者が、マイン祭のテーマソング「結う」でコラボ動画を作成し、ユーチューブに公開。さらに昨年秋には、今年の開催を目指してクラウドファンディングが行われ、目標金額を上回るサポートを得ることができました。

メインステージでのパフォーマンスメインステージでのパフォーマンス

今年は、前回と同じヴァルター・フォン・クロンベルク広場を会場として、屋内でのワークショップは行わず、野外の屋台とメインステージを中心としたプログラムになるそうです。前出の出演者の方々を含む、日本やドイツ各地、パリやロンドンからも演者が集まり、ステージでのパフォーマンスを披露する予定とのこと。折しも今年は日独交流160周年の節目の年。これまでの規制措置により記念行事も中止を余儀なくされていましたが、今年のマイン祭を機に日独文化の交流イベントが再開され、今後も継続していくことを願います。まずは8月のマイン祭が、万全のコロナ対策の下、無事に開催されることに期待したいと思います。

マイン祭:www.main-matsuri.com※
2021年7月現在の情報です

ユゴ さや香
2003年秋より、わずか2週間の準備期間を経てドイツ生活開始。縁もゆかりもなかったこの土地で、持ち前の好奇心と身長150cmの短身を生かし、フットワークも軽くいろんなことに挑戦中。夢は日独仏英ポリグロット。 Twittter : @nikonikokujila

 
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