皆さん、こんにちは。新年が始まり早1カ月が経ちますが、いかがお過ごしでしょうか? ロックダウンの強化に加え、寒さも本格的に厳しくなってきたので、ますます体調には気を付けたいですね。さて、今年の初挑戦として夫婦で「スノーシューイング」と呼ばれる冬スポーツを体験してきました。
スノーシューを装着
スノーシューイングとは、スノーシューを履いて、冬の草原や山をハイキングするスポーツ。今回私たちが向かったのは、オーストリア国境隣のオーバーストドルフという村にあるゾネンコプフ(Sonnenkopf)という山です。距離はミュンヘン市内から車で1時間半ほど。私たちはスノーシューを持っていなかったので、レンタル屋さんに寄ってから出発地点へと向かいました(レンタルには事前予約が必要です)。スノーシューのつくりは非常にシンプルで、防水性の高い登山靴にスノーシューを装着するだけ。装着後は、普段と同じように雪の上を歩くことができます。今回選んだコースは、往復約4時間とそこまでハードではなく、緩やかな道から始まり、途中で森林を歩いて抜けたりとアドベンチャー感溢れるものでした。登山靴のみで登っている方も見かけましたが、急な坂もあって滑りやすいため、この時期はスノーシューを履いて登ることをおすすめします。
そうして頂上に到着すると、圧巻のパノラマが広がります。それもそのはず、今回登ったゾネンコプフは、日本語で「太陽の頭」という意味。頂上は太陽の光が降り注ぐ標高2000メートルに位置し、その一面を覆っている雲から、周囲の山々がひょこっと顔を出していました。
雲の上のパノラマは圧巻です
また最近では、「スキーツアー」と呼ばれるスタイルのスキーが流行っているそうです。これは、スキーを履いて(あるいは持って)雪山を登り、下りは滑って降りるという自己完結型のツアー。スキー場が閉鎖されているため人気が高まっているそうですが、今回登った山でもこのスキーツアーをしている人を見かけました。「Skitour」で検索するとコースもたくさん出てくるので、気になった方はぜひ挑戦してみてください。
夏や秋もハイキングをするのが大好きな私たちですが、冬の真っ白な景色を突き進むスノーシューイングは、また違った味わいがありました。雪が積もっていて寒いと思われがちですが、歩いていれば自然と身体も温まります。また、真っ白な雪に囲まれた静かな景色の中で食べる昼食は格別です。
登り切りました!
今回ご紹介したスノーシューイングは、普段からハイキングが好きな方には特におすすめのウィンタースポーツ。夏や秋とは異なる景色を見られますし、真っ白なゲレンデを登っていくのは楽しいですよ。ちなみにこの日の動画をユーチューブにアップしたので、興味がある方はぜひご覧ください。
2016年に新潟の大学院を卒業後、ドイツ人の恋人ケイトを追いかけ、ミュンヘンに移住し、結婚。「人生は冒険だ」をモットーに、夫婦の日常生活や海外旅行の様子を発信しています。
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