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リサイクル大国ドイツを実感!ミュンヘンの資源回収センターを訪ねて

日本からドイツに初めて引っ越してきて、最初に驚いたのがごみの分別でした。地域差はありますが、ドイツでは生ごみや紙、瓶・缶などを細かく分別して捨てるシステムが確立されており、街角には常設の回収ボックスも設置されていていつも感心させられます。そんな日常生活の中で、たまに出てくる粗大ごみなどは、大型のごみ収集施設に捨てに行く必要がありますよね。私の住んでいるミュンヘンにもごみ収集施設がいくつかあり、今回、私も利用している自宅近くにある施設を初めてゆっくり見学してきました。

週末の資源回収センターは廃品を持ち込む人々でいっぱい週末の資源回収センターは廃品を持ち込む人々でいっぱい

エングルシャルキング資源回収センター(Wertstoffhof in Englschalking)は、ミュンヘン東部のボーゲンハウゼン地区に位置しており、遠くにはアルプスの雪景色や馬が走る姿を眺められる、のどかな場所にあります。ここはミュンヘン市の廃棄物管理会社(AWM)が管理するリサイクル施設で、主に大型の廃棄物(廃材、電気製品、配線、家具、マットレス、伐採した木材、自転車など)を持ち込むことができます。一定の容積以上のものや特殊品でない限り、無料で回収してもらえます。

手軽に購入できる、生ごみから作られたガーデニング用の培養土手軽に購入できる、生ごみから作られたガーデニング用の培養土

今回、ガーデニングで発生した木製の廃材と壊れたキャンプ用の椅子を持ち込みました。それぞれの廃棄物の名前が大きく書かれたパネルを目印に、オレンジ色のコンテナに廃棄物を投げ入れると、その場で粉砕装置が作動して粉々になっていきます。伐採した庭の木や、フライパンなど、普段どこに捨てたらいいんだろうと悩むようなものも、ここに来てみたら解決! ほとんどの家庭ごみはここで分類できそうです。こうして集められた廃棄物は別の焼却場やリサイクルセンターに運ばれ、リサイクル材料や電力へと生まれ変わります。

リサイクル品の回収コーナーに運ばれた品物の数々リサイクル品の回収コーナーに運ばれた品物の数々

なかでも興味深かったのは、生ごみから作り出されたガーデニング用の培養土が敷地内で販売されていることです。普段分別している生ごみが再利用され、それを身近な場所で手に入れられるため、単に便利なだけでなく、リサイクル意識が根付いていくんだと実感しました。また、再利用可能な自転車や家電、レコードなどの寄付コーナーも設置されています。これらはミュンヘン市内の別の場所に集められた後、安価で販売されたりオークションに掛けられたりするとのこと。

さすがリサイクル大国ドイツだけあって、回収から再利用までのサイクルがシステムとして構築されているのですね。まさに、小学校以来の社会見学のような体験でした。

神田 浩一郎(かんだ こういちろう)
駐在員として赴任したミュンヘンで、自然や文化、人々に魅了され、2019年に完全移住。「ミュンヘン山の会」のメンバーとして月に1~2度ハイキングを企画したり、山歩きの魅力やミュンヘンでの日常生活を発信したりしている。
Instagram:@yama.trip.music_kou

 
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