#14 これから字を覚えるわが子に子ども用万年筆「LAMY abc」
LAMY abc
各14.00 €
ボディーに使用されるメイプル無垢材は手に馴染みやすく、長く使うことで経年変色を楽しむことができる。ペン先の交換やインクカートリッジの詰め替えが可能なので、無駄を出すことが無いのも特徴。ドイツの「物を大切に使う」という文化が感じられる逸品だ。
初めて字を書いた感覚を覚えているだろうか? ドイツの小学校では、まず万年筆を使ってペンの正しい握り方や字の書き方を習い、ほかの授業や試験でも万年筆を使うことが多い。インクを使って書くと消せないため、書く前によく考えさせるのが目的だとか。世界的な万年筆ブランドが揃う、なんともドイツらしい伝統だ。
LAMY(ラミー)は、そんなドイツの万年筆文化を代表する筆記用具メーカーの1つ。1930年にカール・ヨーゼフ・ラミーによってハイデルベルクで設立され、同時代に活躍した美術・デザイン学校の「バウハウス」からも多大な影響を受けている。LAMYのコンセプト「機能によって形作られるデザイン」はバウハウスの哲学とも通じ、同校出身者をはじめとする世界各地のデザイナーと共に、今日まで革新的な文房具を生み出し続けてきた。
今回紹介する「LAMY abc」は、そんなLAMYの高い機能性と洗練されたデザインを継承しつつ、子どもに楽しく字を書くことを学ばせたい、というこだわりが詰まった万年筆だ。メイプル材を用いた太めのボディーに、三角形のグリップ部分にはゴム材を使用。フィット感が抜群で、小さな手でも持ちやすい。カジュアルで遊び心のあるデザインのため、実は大人の愛用者も多いそう。
「字を書く」ことは「物事を考える」ことであり、自己表現の出発点でもある。好奇心いっぱいのわが子に、「楽しく字を書く」という体験を贈ろう。
BRAND INFO
LAMY
創業年:1930年
創業場所:ハイデルベルク
創業者:C. ヨーゼフ・ラミー
www.lamy.com