60万人が訪れるドイツ最大の日本イベント日本デー2023
今年も「日本デー」がデュッセルドルフで開催される。ドイツの「リトルトーキョー」と呼ばれるこの街におよそ60万人が訪れ、伝統的な日本文化からポップカルチャー、音楽やパフォーマンスが楽しめるほか、フィナーレには日本の花火が打ち上がる。1日たっぷり日本を味わうためのヒントをご紹介しよう。(文:ドイツニュースダイジェスト編集部)
日本デーの見どころをチェック!
十人十色のコスプレイヤーが大集結
アニメやマンガのキャラクターになりきったコスプレイヤーたちは、日本デーに欠かせない存在。ライン川沿いを散歩するだけでも、十人十色のコスプレイヤーと出会える。ポップカルチャーゾーン(MAP❺)のステージでは、14時から毎年恒例のコスプレファッションショーが開催される。会場で好きな作品の推しキャラを探してみよう。
ライン川沿いに総勢60のスタンド
着付けや書道などの日本の伝統文化を体験できるほか、マンガはもちろん、フィギュアなどのアニメ関連グッズ、陶器や和風雑貨、弁当用品、日本酒なども販売される。地方自治体や航空会社による観光ブースもあり、日本の魅力を再発見できるチャンス。遊歩道を歩きながら、気になったブースをのぞいてみて。
メインステージに今注目の日本人アーティスト
メインステージ(MAP❷)では、和太鼓演奏をはじめ、日本舞踊や書道パフォーマンスなど、さまざまなプログラムが繰り広げられる。今年のとりを務めるのは、日本人アーティストの中村佳穂さん。ドイツでも人気を博した細田守監督のアニメ映画「竜とそばかすの姫」の主人公の声と歌を担当した、今注目のミュージシャンの一人だ。ドイツでの貴重なライブをお見逃しなく!
日本の花火師による超本格花火
日本デーを締めくくるのは、日本の花火師が作り出す本場の花火。打ち上げ会場はライン川を挟んだ旧市街の反対側で、すっかり日が沈んだ23時スタート。日本の花火大会さながらの雰囲気を味わおう。残念ながら会場に行けない……という人もどうぞご安心を。WDRで予定されている生放送(22:25~23:25予定)をチェックしよう。
関連プログラムも盛りだくさん
市内各所では、ほかにも関連プログラムが多数企画されている。映画博物館での内田吐夢による無声映画「警察官」の無料上映をはじめ、市立博物館での折り紙ワークショップ、Polnisches InstitutDüsseldorfでは日本とポーランドのアーティストデュオによる展示「DIE KARTOFFEL IM ZENGARTEN」(写真)が開催されるなど、盛りだくさん。
マップ
:屋台
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1
ロイターカゼルネ
漫画&アニメゾーン
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2
ブルク広場
メインステージ日本食
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3
マルクト広場
子ども体験ゾーンドイツ料理
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4
ライン川沿い遊歩道
伝統文化ゾーン&武道ゾーン
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5
ヨハネス・ラウ広場
ポップカルチャーゾーン日本食
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6
州議会前芝生広場
文化体験ゾーン
日本デーの詳細やステージプログラムは公式サイトをチェック!
www.japantag-duesseldorf-nrw.de
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