豚ひき肉「メット」を生で楽しむ

豚を生食するなんて! と初めて見た誰もが驚く「メット」。ドイツでは小型パンに塗り、玉ねぎをのせて食べるのが定番ですが、今回はちょっと手を加えたアレンジメニューをご紹介。ドイツならではの珍味をお試しあれ。

メットヴルスト（Mettwurst）とは

脂肪を含まない豚のひき肉に塩や香辛料を加えたソーセージ。生で食べる塗るタイプ（今回のレシピはこちらを使用）のほか、地方によっては燻製にしたハードタイプもあります。パック入りのものはスーパーでも売っていますが、肉屋さんでその日に作った新鮮なものを購入するのがおすすめです。

メットヴルストでねぎトロ丼

メットのほのかな甘みと口の中で とろける食感はまるで「トロ」のよう。これはごはんに合わないわけがありません。アボカドでさらにねぎトロ度がアップ。

材料（2人分）

作り方

• ❶ アボカドは皮をむきサイコロ状に切る。のりは細切り、ねぎはみじん切りにしておく。
• ❷ 器にごはんを入れ、その上にのりとメットヴルスト、アボカドをのせ、ねぎを散らす。
• ❸ わさびじょうゆをかけて混ぜながらいただく。

メットヴルストのタルタルサンド

牛肉の代わりにメット、生卵の 代わりにゆで卵を使ったタルタルステーキ風のオープンサンド。クラッカーにのせればパーティーのおつまみにもぴったり。

材料（4個分）

作り方

• ❶ ブローチェンは横半分に切る。ゆで卵は輪切り、きゅうりのピクルスと玉ねぎとねぎはみじん切りにしておく。
• ❷ 小さめのボウルにメットヴルスト、玉ねぎのみじん切り、きゅうりのピクルス、オリーブオイル、パルメザンチーズを入れよく混ぜる。味をみながら黒胡椒で調味する。
• ➌ パンに❷を塗り、ゆで卵をのせ、ねぎを散らしたらできあがり。