ジャパンダイジェスト

ドイツの短い夏を満喫! ウンターバッハ湖へ

夏といえば日本では海水浴ですが、海のないデュッセルドルフでは湖水浴! そう、湖にでかけるのが一般的です。今年の7月は例年になく雨が多く、朝晩はジャケットが必要なくらい冷え、夏はどこへやら……というようなお天気でしたが、8月に入ってから夏らしい日が戻ってきたので、お気に入りの「ウンターバッハ湖」(Unterbacher See)に行ってきました。

湖畔のベンチでくつろぐ人々湖畔のベンチでくつろぐ人々

ウンターバッハ湖は、デュッセルドルフの南東の端っこにあり、わが家からは車で20分ほど。電車でも中央駅から30分くらいで気軽におでかけできる距離です。その名のとおり湖ですが、砂浜のビーチもあり、ボートやカヌーを借りて湖を周遊したり、セーリングやサーフィンなどのマリンアクテビティができたりします。さらに湖畔にはキャンプ場やバーベキュー場(要事前予約)もあるので、宿泊してのんびり過ごすこともできます。そのほかにもアスレチックやクライミング、釣りやミニゴルフができるスペース、ビアガーデンやレストランと盛りだくさん。ここはもともと採石場の池だったようですが、1950年ごろから開発が進み、現在はレクリエーション施設も充実。デュッセルドルフの人々に人気のレジャースポットになりました。

わが家も、春から夏はお弁当を持って湖畔のベンチでピクニックをしたり、ビーチでゆったり湖水浴を楽しんだり、秋から冬にかけては湖の周りをハイキングと、季節を問わず何度も訪れています。娘が赤ちゃんの時に砂浜デビューしたのもウンターバッハ湖のビーチでした。

湖だけど砂浜のビーチもあり!湖だけど砂浜のビーチもあり!

先日訪れた際は、暑すぎずちょうど良いお天気だったので、ボートに挑戦することに。足でペダルを漕ぐ4人乗りのファミリーボートを借りて、湖を周遊しました。海と違って波がほとんどないため、初心者でも流されにくいのが良いところ。わが家の2歳の娘も自らハンドルを握って、大興奮しながら操縦していました。また湖には白鳥も住んでいて、優雅に泳いでいる姿をボートに乗りながらすぐそばで観察できるのも面白かったです。たくさん動いた後は、湖畔にあるレストランに立ち寄ってひと息。太陽の陽が当たってきらきらと輝く湖の水面を眺めながらいただくアイスクリームは、いつもよりもさらにおいしく、短いドイツの夏を満喫することができました。

ファミリーボートに挑戦!ファミリーボートに挑戦!

ウンターバッハ湖は大きく北と南のエリアに分けられ、ビーチや駐車場もそれぞれにあるため、どのエリアに行きたいかを事前に確認してから向かうようにしてください。ビーチや貸ボートは夏季限定ですが、これからの季節はハイキングやサイクリングもおすすめです。ウンターバッハ湖は1周すると6キロほど。お隣にあるエルプ湖(Elb See)を含めたもう少し長い15キロのコースもあります。周囲は森に囲まれているので、自然の中でのんびり散歩しながら森林浴も楽しめますよ。

石井いしいめぐみ
出版社勤務ののち、夫の駐在に伴い2019年7月に渡独。現在は、デュッセルドルフ生まれの2歳の娘の子育てに奮闘中。趣味はライン川での散歩と、パンやお菓子を焼くこと。
 
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