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>デュッセルドルフでパン作りデュッセルドルフでパン作り
気ままにパン&お菓子ときどきパパごはん
藤井 紀詠子(著)

主婦の友社 ISBN: 978-4072764237

お米の国を離れて、パンの国へ。ドイツに暮らしていると日本では見たことのないパン、味わったことのないパンとの出会いがある。ドイツ人は、パン(とジャガイモとお肉)で育ったんだなぁと実感できるほどに、パン屋さんが街にあふれ、食卓を占拠している。日本のパンに慣れ親しんでいる私たちにはちょっと癖のあるドイツパンの魅力は、その深い味わいにある。その魅力も重々承知の上で、だけど、ふと日本のふわふわもっちりとした白い食パンがほしくなる。近所のパン屋さんやコンビニに飛び込めば易々と手に入ったお惣菜パンや菓子パンが恋しくなる。

そんな、ホームシックならぬ「日本パンシック」にかかっている皆様。店頭に売っていないなら、手作りしちゃいましょう!! 今回ご紹介する「デュッセルドルフでパン作り」を片手に。

タイトルの通り、この本の著者はデュッセルドルフ在住13年の藤井紀詠子さん。現在はパン教室の先生として、パン作りの楽しさを伝えている藤井さんが、パン作りに情熱を見出したきっかけも、あの味が恋しいという「日本パンシック」。失敗を重ね、ドイツと日本の気候の違いや材料の違いを少しずつ克服しながら練り上げたレシピが1冊の本になった。

ページをめくると、基本となるパン生地の作り方が写真満載で紹介されている。ここを押さえれば、それ以降のパンは応用次第というわけだ。バターロールや食パンなど、主食にぴったりのパンから始まり、しっとり甘いショコラブレッド、あんパン、クリームパン、メロンパン!!この本を見ているだけで、どんどんテンションが上がってくる。パンのレシピだけではなく、ドイツでの暮らしに関するコラムも髄所にちりばめられ、現役料理人のパパ、お菓子職人の修行中の息子も登場する。

内容は日本向けのレシピに書き直されているが、ドイツで本書を購入すると「特典・ドイツでのパン作りのコツ」が付いてくるのでご心配なく。今まさにドイツ生活の真っ最中という人にこそぐっとくる一冊。もちろんデュッセルドルフのOCS でも購入できます。(高)



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