Frankfurtおしゃれ地区で美味しいもの三昧の週末マーケット!
フランクフルトからは、地元で人気のフードマーケット、マーケット・イム・ホフをご紹介します。若手クリエーターのショップやウイスキー専門店、日本酒バーなど、個性的でおしゃれな店が集まるザクセンハウゼン地区のBrückenviertel、ブリユッケンフィアテルに、毎週土曜日、地元人気店のフードトラックや屋台が大集合します。
真っ先に目に飛び込んできたのは、ハンバーガートラック「Bully's Burger」。地元ヘッセン産牛ミンチのパテを始め、地元食材を使ったバーガーが自慢です。その向かいは、フランクフルトの郷土飲料アップルワイン専門店「Apfelwein Kontor」。自家製アップルワインは、爽やかな酸味でどんな料理にも合います。さらに奥に進み、シナモンロールで有名なパン屋「Zeitfür Brot」のスタンドへ。ペロリと食べてしまう危険な美味しさで、定番のシナモンやチョコ、ナッツやケシの実からイチゴなど季節限定パンまでどれも外れなしです。
マーケットは倉庫のような広い建物へと続きます。中央の長椅子とテーブルを囲むように、フランス、エチオピア、韓国、シリアなど多国籍なお店が勢揃い。料理サンプルを見比べて食べたいものを吟味します。まずはエチオピア料理「Azal」でベジプレートを食べてみました。モチっとした食感のエチオピアの主食インジェラに、適度なスパイスが効いたおかずが数種類入ったセットは、一皿でいろんな味が楽しめるのが魅力です。
自家製パストラミがたっぷり入ったサンドイッチのお店「Mr. Pastrami」で、ホットサンドも食べてみました。カリッとプレスされたパンに、赤身肉の旨みが詰まったパストラミと絶妙な味付けの野菜がサンドされています。添えられたソースがさらに肉の美味しさを引き立ててくれます。
食後にコーヒースタンド「Hoppenworth&Ploch」へ。しっかりとした苦味のコーヒーにラテアートで、見た目も美味しい一杯でした。ほかにも自家製ケーキやレモネード、そば粉のクレープなど食べたいものが盛り沢山。毎回出店するお店が微妙に違うので何度来ても飽きず、1人で立ち寄る人から友だち同士で分けながら食べる若者グループ、赤ちゃん連れの家族に近所の老夫婦など、あらゆる世代の人たちが気軽に美味しいものを楽しめます。外のスタンドで立ち食いするも良し、屋内の長椅子で相席を楽しみながらいろいろつまむ良し。国際色豊かなフランクフルトらしい食の市で、満腹な土曜日を過ごしませんか?(Text & Photos:ユゴさや香)
- マーケット・イム・ホフ(Market im Hof)
Wallstr. 9-13, 60594 Frankfurt
土曜10:00〜17:00
http://marktimhof.de - 私の街のレポーター:フランクフルト