ジャパンダイジェスト

外務大臣賞も受賞したジャパンフェス「マイン祭」

毎年夏恒例のジャパンフェス「マイン祭り」。2018年に始まり、今年で第6回目となります。昨年は訪れることができなかったので、今年こそはと楽しみにしていました。開催期間は8月16日(金)~18日(日)の3日間で、私は最終日のお昼に会場であるオッフェンバッハのビュージング公園(Büsing-Park)に足を運びました。フランクフルトの中心から電車で10分ほど、S バーンの駅からも近くアクセスが良いです。

黄色い歓声があがるJ-POPステージは、アイドルのコンサートのようです黄色い歓声があがるJ-POPステージは、アイドルのコンサートのようです

入場者チケットは10ユーロ(金曜・日曜)または15ユーロ(土曜)の1日券、および30ユーロの3日間通し券がありました。12歳以下は無料。昨年は約3万人の入場者数を記録するなど、大人気のフェスティバルです。会場内には多くの屋台が立ち並んでおり、特に日本食、お茶、お酒、スイーツなどの屋台には大行列ができていました。ほかにもドイツおなじみのソーセージやビールの屋台、車、家電、文房具、工芸品を扱った屋台、体験コーナーなどが目白押しです。

名前入りのオリジナル扇子が作れるブースも大人気名前入りのオリジナル扇子が作れるブースも大人気

特設ステージが2カ所あり、日本や欧州中から200人の音楽家や舞踏家が集まり、さまざまなパフォーマンスやライブ音楽を披露していました。さらに紙芝居やけん玉、昔懐かしいパチンコも。子どもも一緒に楽しめるブースも大変充実していました。事前に予約すれば茶道や華道、剣術、俳句などのワークショップや、日本酒の試飲会にも参加できます。ほかにも風呂敷や折り紙、水引の体験コーナーもありました。

本格派ラーメンもいただきました本格派ラーメンもいただきました

またマイン祭りでは、3日間通してコスプレコンテストが行われていました。予選を勝ち抜いた人たちが参加する最終日のファイナルコンテストでは、優勝者に東京行きの航空券が贈られますd!美しいコスプレイヤーの方々はとてもフレンドリーで、写真も快く撮影させてくれました。日本文化に興味を持ち、邦楽を口ずさむ地元の人や、着物を着こなす外国人観光客に出会い、とてもうれしくなりました。

マイン祭りは2024年8月1日、ドイツにおける日本文化振興賞を受賞し、外務大臣から表彰されたそうです。日独をつなぐフランクフルトの夏の恒例イベントとして、ますます注目が集まっているといえるでしょう。夏休みは一時帰国される方も多いですが、ドイツにいても日本を思う存分味わえるのはとても素晴らしいですね。来年の夏はぜひ、マイン祭りを訪れてみてはいかがでしょうか。

佐藤 祝 さとう しゅく
1992年生まれ、岡山県出身。B型。転職のため2023年4月よりフランクフルトに移住。休日は家に引きこもりがち。現在の目標は出不精の克服。将来の夢は、愛犬と欧州50カ国を巡ること。

 
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