Hanacell

目指せ!料理の達人

6月のある金曜日の午後、前から訪れたいと思っていた子どものための料理教室「Kinderküche(子どもの台所)」に行ってきました。2歳の時に料理に目覚めた娘は、果物ナイフを持って野菜を切るのが大好き。最近では小鍋を使って簡単なスープを作ってくれるようになりました。この日は「お料理とお菓子のコース」。どんなお料理を学ぶのか興味深々です。

授業10分前の慌しい中、オーナーのスザンヌ・クルークさんにお話を伺うことができました。ミュンヘンの教室は2004年9月にオープン。大学で栄養経済学を学んだ彼女は「ヘルシーな食育」に注目し、子どもと一緒に料理することを思いつきました。このひらめきが料理教室を開くモチベーションになり、ビジネスに発展しているのですから、直感で行動することって本当に大切ですよね。

オーナーのスザンヌ・クルークさん
オーナーのスザンヌ・クルークさん

看板
料理教室の看板

料理を学びたい子どもが増え、経営は大好調。06年にハンブルク校を開設し、今年の5月にはニュルンベルク校もオープン。どの教室も大人気だそうです。ビオの素材を使っているということも理由の一つかもしれないと私は密かに思っています。クルークさんによると、日本の子どもたちも受講したことがあるらしく、その時はトンカツとフライドポテトがテーマだったとか。またお誕生日会サービスもあり、数カ月先まで毎週土曜日は予約でいっぱいです。

飲み物
授業の最初に子どもたちは飲み物を飲みます

子どもたちは火曜日から土曜日まで料理を学ぶことができて、親たちは食育アドバイスを受けることもできます。子どもの集中力が欠けるという理由から、残念ながら大人は授業の見学ができません。このあたりは、ドイツ的だなあと思ってしまいました。でも心配ご無用。661号のこのコーナーで紹介したお気に入りのOBORIカフェで、私は3時間の待ち時間を楽しんでいました。

娘はこの日、タルトとサラダとデザートをみんなで作って食べて、この料理教室がすっかり気に入ったみたいです。将来は料理の達人になってくれるのでしょうか!?

www.diekinderkueche.de

ゲッベルみどり
大阪出身。1993年からミュンヘン在住。癒し系ドイツ人夫と、おちゃめな4歳半の娘との3人暮らし。ドイツの携帯電話ゲーム開発会社のQAマネジャー。ブログ 「中途半端でも大丈夫」を公開中。http://miamama.exblog.jp/
 
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