昨年12月6日の土曜日、ミュンヘンにドイツ初の総合アップルストア(Apple Store)が、プラスαありのアップル直営店として誕生しました。地元のTZ新聞12月8日号によると、なんと夜中の1時半にハンブルク出身のドイツ人が1番先頭に並んだとのこと。日本でも深夜から並ぶファンがいますが、熱狂的なファンって万国共通なのですね!
アポなしの突撃インタビューに気軽に応じてくれたマネジャーのマークさんに尋ねてみると、「最初のお客さんは、本当に夜中から寝袋持参で待っていてくれたんですよ。オープン前に並んだお客さんの数は約4000人で、この日はトータルでおよそ1万5000人がアップルストアを訪れてくれました」と笑顔で語ってくれました。私はオープンしてから1週間後にこのお店を取材したのですが、1階も2階もたくさんの人でごった返していました。マークさんが、ドイツ第1号店をミュンヘンでオープンした理由として挙げた、「ミュンヘンという巨大都市で、市庁舎のすぐ傍の建物という最高の立地条件に恵まれたから」という意味がわかったような気がしました。
iPodの巨大宣伝広告
店内に入ってまず目を引くのは、iPhoneやiPod、Macの巨大な宣伝広告。そして、見て触れて試せるように陳列されている様々なアップル製品。2階には、子ども用コーナーが設けられていて、低いテーブルの上にある4台のMacで、コンピューターゲームを楽しめるようになっています。さらに、アップルソフトのワークショップやライブ演奏等のイベントもあるほか、アップル製品を詳しく知りたい人、または購入を考えている人は、個別のアドバイスサービスを予約することもできます。アップルファンはもちろんのこと、そうでない人も必見のお店だと思います。カラフルなTシャツを着たアップルストアのスタッフから親切に声をかけてもらえるので、1人でどうしようかと悩む心配はありません。私もiPod nanoが欲しいなあと、購買意欲をそそられてしまいました。
最後に、マネジャーのマークさんから読者の皆様にひと言、「日本で購入したアップル製品(iPhone以外)でも、故障した場合、修理できますので、是非アップルストアに持ってきてくださいね。お待ちしています」
リンクは www.apple.com/de/retail/rosenstrasse/
アップルストアの正面
大阪出身。1993年からミュンヘン在住。癒し系ドイツ人夫と、おちゃめな4歳半の娘との3人暮らし。ドイツの携帯電話ゲーム開発会社のQAマネジャー。ブログ 「中途半端でも大丈夫」を公開中。http://miamama.exblog.jp/