街角に真っ赤なイチゴのスタンドが立ったら、イチゴの季節到来!このイチゴ・スタンド、きっとハンブルクだけでなくドイツ各地で見られるのではないかと思いますが、ハンブルクのイチゴ・スタンドで売られているイチゴは、近郊のイチゴ園からの産地直送。毎朝摘みたてが届けられるから新鮮なのです。イチゴ園は、ハンブルクの東北部や西部に点在していて、訪れた人は自分でイチゴ狩りができるようになっています。
おなじみ、イチゴの直売スタンド
イチゴ園に到着したら、まず受付(?)で籠をもらって、いざイチゴ畑へ!いくつも畑があり、「本日収穫できる畑はこちら」と案内されます。熟れていておいしそうなイチゴを選んで籠の中へポイポイ、あっと言う間に籠はいっぱいになってしまいます。最後に、摘んだイチゴの重さによって料金を払うシステムです。スーパーで買うより安いのではないかと思うお値段でした。しかもハズレのない選りすぐりですから、思わず顔がニッコリしてしまいます。
大人も楽しいイチゴ狩りですが、子どもたちが大喜びすること請け合いです。ドイツ人の中には、バケツ持参で、そのバケツに一杯摘んでいらっしゃる人もいました。きっとジャムを手作りなさるのでしょう。容器を自宅から持参すると、受付でまずその容器の重さを量り、最後にその重さを差し引いて計算してくれます。この機会に手作りジャムに挑戦するのもまた一興ではないでしょうか?
広大なイチゴ畑で夢中になってイチゴ摘み
イチゴの収穫期は大体5月後半から8月前半となっていますが、毎年、天候によって異なるそうです。この記事が皆さんの目に触れる頃、まだイチゴ狩りができるかどうかはこの夏のお天気にかかっています。イチゴの季節が終わっても、7、8月はラズベリーを提供してくれる所もあるようですから、下記のサイトをご覧になってみてください。イチゴ園にはカフェやショップを併設しているところもあります。ご家族揃って、イチゴ狩りに出かけてみませんか?
http://www.obst-paradies-kleinwort.de/
ハンブルグ日本語福音キリスト教会牧師。イエス・キリスト命。ほかに好きなものはオペラ、ダンス、少女漫画。ギャップが激しいかしら?