毎年5月にはハンブルク港の開港記念港祭りが開催されていますが、ハンブルクの西に隣接するヴェーデルでも、港祭りが行われています。こちらの港祭りは今年で8回目、7月6日~8日に行われました。
エルベ川をさかのぼってハンブルクに入港する船は、まずヴェーデルのウェルカムポイントを通過します。このウェルカムポイント、ドイツ語ではヴィルコンメン ヘーフト(Willkommen Höft)と言うのですが、ここを各国船が通過する時に、その国の国歌が流れるのです。つまり日本の船が来る時は「君が代」が流れるそうです(筆者は残念ながらまだ聞いたことがありませんが)。
ウェルカムポイント:ハンブルクに入港する各国の船を歓迎します
普段は川べりに青々とした芝生が広がり、レストランがあるだけですが、港祭りの際には、多くの屋台が芝生の上と道路沿いに並び、いつもの静かなたたずまいとは打って変わって、多くの人が訪れて賑やかでした。土曜の夜には花火も上がりました。催し物のできる舞台も2カ所に設置され、地元楽隊の演奏などが行われていました。日曜の午前中は、ここでキリスト教の野外礼拝もあったそうです。さすがキリスト教国ですね。
ビーチ:この風景が 北ドイツだなんて!
ウェルカムポイントから、少し河口の方に歩いて行くと、突如「ここは一体どこ?」というような、ビーチが出現します。白い砂浜にヤシの葉が揺れ、テラスに寝そべる人々...。と、ここだけ見ればまるで南の島!ここに昨年の夏、ビーチカフェが開店しました。屋根のないオープンカフェで、床(?)は砂浜なので、靴の中に砂が入ることも。昨年は天気の良い夏だったので、仕事帰りに南国の雰囲気を味わえると、繁盛していたようです。気軽に出かけられる、こういう場所が近くにあるというのは嬉しいですね!
ビーチカフェ:お天気の良い日はまさに南国の雰囲気
ハンブルグ日本語福音キリスト教会牧師。イエス・キリスト命。ほかに好きなものはオペラ、ダンス、少女漫画。ギャップが激しいかしら?