ハンブルク独日協会の主催で8月18日(土)、ハンブルク市内観光ツアーが行われました。狙いは、「日本の方にハンブルクをもっと知ってもらいたい」。独日協会だけでなく日本人会を通じても案内され、日本語の通訳付きで開催されたため、参加者はドイツ人・日本人半々で計20人という、ちょうど良い規模のツアーとなりました。
当日は、見事な快晴。ハンブルク市の中心、市庁舎前に集合してから出発しました。市庁舎の中庭→為替取引所→アルスターアーケード→内アルスター湖→(地下鉄で移動)→運河→倉庫街→ハーフェンシティ(現在建設中の新市街)→(フェリーで移動)→ハンブルク港、という2時間半のコースでした。
ニコライ教会を臨む運河にて
ハンブルクの観光名所を周りながら、しかも普通の観光ツアーなどでは行かないような場所を歩いたり、長年ハンブルクに住んでいるドイツ人も「こんな道があるなんて知らなかった!」というような狭い(やっと一人通れるくらい)路地裏を通ったりしました。かなり歩いたので、健脚でないと少し辛いツアーだったかもしれません。各ポイントでハンブルクの歴史の説明があり、ドイツ人にとってもちょっとした研修ツアーのような趣きがありました。この辺が、「さすが、ドイツ人の手による企画だな」と感心するところです。ガイドの言葉の端々に「我らハンブルク市民は」という表現が現れ、「1度も王がいたことがない、中世からの自由市民」という事実に、大変な誇りを持っていることが感じられました。
一人通るのがやっと?
大変有意義だったこのツアー、独日協会はまたこのような企画を立てるそうですから、独日協会や日本人会を通して情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ハンブルグ日本語福音キリスト教会牧師。イエス・キリスト命。ほかに好きなものはオペラ、ダンス、少女漫画。ギャップが激しいかしら?