ジャパンダイジェスト

スタッフのつぶやき - From Staff 21 April 2017 Nr.1048

21 April 2017 Nr.1048

羊

「ドイツを味わい尽くそう!」と始まった事典シリーズ、「鮮魚」編に続く第二弾は「乳製品」。ドイツのスーパーマーケットの乳製品コーナーは、本当に広い! しかし、チーズ大国フランスやスイスのチーズも多く、ドイツ産にこだわってチーズを集めるのは、なかなか至難の業でした。今回、ご紹介したかったけれども、どうしても店頭やオンラインショップで見つけられなかったチーズがあります。メクレンブルク=フォアポンメルン州で作られているハードチーズ「Tiefländer」。EUの原産地名称保護も受けているのですが、この辺りではどこにも売っていない。バルト海沿岸の町ギュストロー辺りに旅に出たら、探し出して味わおう! 次の旅の目的は見つかりました。(羊)

“花”

Mein Papa liebt Dickmilch. In seiner Kindheit gab es im Dorf noch viele Kühe. Die Dickmilch erinnert ihn an die frische Milch, die er jeden Tag beim Bauern getrunken hat. Die war nämlich dickflüssiger als die Milch, die wir heute abgepackt im Supermarkt finden! Auch Ziegenmilch – selbst gemolken! – hat er gerne getrunken.
私の父は、ディックミルクが大好き。彼がまだ子供の頃、地元にはたくさんの乳牛がいて、ディックミルクは、毎日飲んだ生乳の味を思い出させるのだとか。紙パックに入った牛乳より、ずっと濃厚な味。父は、ヤギの生乳(しかも自分で搾った)も好きです。(花)

香

イースターは、ドイツ人にとってクリスマス同様に大切なキリスト教の行事。イースター休暇の先週末、ベルギッシュ・グラットバッハの小高い丘の上にある、友人の実家に招待を受けました。愛情いっぱいの食事に特性ソースを使ったグリル、数種類の手作りのケーキもついつい食べ過ぎ、森の中への散歩も楽しみました。テーブルを囲んで大人たちが議論する横で、5人の小さな子供たちが遊び、13歳の犬・ボニーが優しい視線を送っています。イースターの日曜日の朝、子供たちは、祖父の「あっ! 白いしっぽが見えたぞ!」との掛け声で庭に飛び出し、Osterhase(イースターのうさぎ)が隠して行った卵やチョコレートを一生懸命に探しました。(香)

月

少し前、日本で電車内でのマナーについて話題になりましたが、ロンドン地下鉄の車内ではかなり自由な人たちをよく見掛けます。ラッシュ・アワーにゼロから化粧を始める人はざらにいますし、大道芸人が突然タップを踏み出すことも。この程度ならばもう驚きもしませんが、困るのが匂い。先日、深夜に空腹を抱えながら地下鉄に乗っていたときのこと。目の前に座った4人家族が揚げたてのフィッシュ & チップスを4箱取り出したかと思うと、むしゃむしゃ食べ始めたではありませんか。車内には油とビネガーの匂いが充満、空っぽのお腹を刺激します。結局その後、フライド・チキンをがっついてしまいました。 (英国ニュースダイジェスト、月)

 
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