シュトゥットガルト空港のすぐ隣りに、新しいメッセ会場がお目見えしました。オープニング祭りとして10月19~21日まで 「生活の革新(Innovation trifft Emotion)」をテーマにした展示会が盛大に開催され、バーデン=ヴュルテンベルク州のエッティンガー首相とケーラー連邦大統領も祝典に訪れました。
7つのガラス張りの建物からなる新しいメッセ会場は、展示面積9万5000平米、幕張メッセの約2倍の規模ということです。20日の夜には盛大な花火が打ち上げられ、シュトゥットガルトの夜空を彩りました。この3日間の総入場者数は20万人を数え、人口約60万人のシュトゥットガルトでは大きな話題となりました。
展示会では「味覚の楽しみ」「ライフスタイルと休暇」「乗り物の世界」「健康と仕事」「職人の現場」「最新技術」という6つのサブテーマが設けられており、健康飲料水からメンタルトレーニング、新型キャンピングカー、全自動遮光シャッター、人工衛星まで、私たちの衣食住、さらには人類の文明に関係しているありとあらゆるものがありました。
興味深かったのは、古い技術を見せながら最新のものを紹介するコーナーで、現在に至るイノベーションの歴史を知ることができました。また、話題になっている二輪の乗り物「セグウェイ」の試乗会や世界最大の旅客機「エアバスA380」のモデル(の一部)もありました。実際に中へ入って、初フライトのドキュメンタリービデオも放映されました。
セグウェイ練習中
A380に体験試乗
11月以降もさまざまな展示会が予定されていますので、機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。
HP: http://kakueinan.wordpress.com/