ジャパンダイジェスト

子育てから見るベルリンの多様性

【ベルリン発】時間が経つのは早いもので、今年から娘が保育園の年長組に入りました。私の家庭では送り迎えはパートナーと大体半々で行っていて、お互いが自由時間を取れるよう常にコミュニケーションを取って生活しています。これはベルリンでは珍しいことではないようで、保育園の送り迎えはもちろん、街中でベビーカーを押しているお父さんたちも多く見かけます。
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ドイツ歴史博物館の特別展「啓蒙とは何か?」

【ベルリン発】大きな目玉がこちらを覗き込む、印象的なポスターが街角で目に入りました。それは、「啓蒙とは何か?18世紀への問い」というドイツ歴史博物館の特別展の案内でした。11月の「ミュージアム・サンデー」(ベルリンの多くの博物館・美術館が入場無料になる毎月第一日曜のイベント)を利用して、早速観に行ってみることにしました。
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子どもたちと未来を考える Labyrinth Kindermuseum

【ベルリン発】自分が幼かった頃と比べて、普通に生活しているだけでも、異常気象や平均気温の上昇など、「気候変動」を認識できてしまう世の中になってしまいました。一方で、気候変動ストライキ「Fridays for Future」(未来のための金曜日)を皮切りに、環境問題だけでなく、若者が社会に対して問題提起を行える場も総じて増えてきたようにも感じます。
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「音楽で世界を結ぶ」ヴェルニゲローデ放送青年合唱団

【ベルリン発】美しい木組の家並みで知られるザクセン=アンハルト州のハルツ山麓の街、ヴェルニゲローデ。東ドイツ時代の1951年に設立されたヴェルニゲローデ放送青年合唱団は、地元の音楽高校の11年生と12年生(16~18歳)で構成された、ドイツでも著名な混声青年合唱団です。8月27日、この合唱団がベルリン日独センターに登場し、昨年11月に実施した日本ツアーの報告を兼ねた記念公演を行いました。
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量り売りスーパーから始める 大都市での持続可能な生き方

【ベルリン発】「サステナビリティ」「SDGs」などの言葉を、最近よく耳にします。私は2年前に娘を授かり、未来について考える機会が増えました。さまざまな環境問題、地殻変動や異常気象など、娘が生きる未来の世界に不安さえ感じることもあります。それもあって、少しでもこの状況が良くなるように、自分にできることはないかと日々模索しているところです。
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85年前に救出された子どもたちをしのんで

【ベルリン発】6月28日の14時過ぎ、フリードリヒシュトラーセ駅を出ると、ものものしい雰囲気が漂っていました。「生への列車―死への列車」の記念碑の周りには、若い警察官がずらりと立っています。偶然通りかかったこの駅前で、大きな式典に遭遇したのでした。
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人の歴史と自然が共存するズュートゲレンデ自然公園

【ベルリン発】初夏を迎えたベルリンでは緑が生い茂り、すれ違う人々もうれしそうな笑顔を浮かべています。以前の記事でも、私のベルリンの好きなところは「都市と自然の調和」であるとお伝えしたかと思いますが、今回の記事では、それを象徴するようなスポットを紹介したいと思います。
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生誕250年 C.D.フリードリヒの回顧展

【ベルリン発】今年はドイツ・ロマン派の画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(1774-1840)の生誕250年。ベルリン国立博物館の旧ナショナルギャラリーでは、4月19日からフリードリヒの大規模な回顧展「無限の風景」(Unendliche Landschaften)が開催されています。5月頭、時間指定のチケットを入手して観に行ってきました。
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落書きかアートか?「1UP」で巡るベルリン

【ベルリン発】私がベルリンにやって来たのは、ちょうど6年前のこと。当時まだ現役だったテーゲル空港にスーツケース一つで降り立ち、この街を見てすぐ脳裏に浮かんだのは「異質」という2文字。ケルンからベルリンにやって来た親友は、「ドイツは15の州とベルリンとマヨルカでできているんだよ」とジョーク混じりに、ベルリンがどれだけ特殊な街なのかを説明してくれました。
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ベルリナーレで上映 想田和弘監督「五香宮の猫」

【ベルリン発】この2月に開催された第74回ベルリン国際映画祭。日本映画は長編コンペ部門に入らなかったものの、安倍公房原作・石井岳龍監督の「箱男」などいくつかの話題作が集まりました。そのなかから、フォーラム部門に出展された想田和弘監督のドキュメンタリー映画「五香宮の猫」を観に行きました。
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中村さん中村真人(なかむらまさと) 神奈川県横須賀市出身。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。現在はフリーのライター。著書に『ベルリンガイドブック』(学研プラス)など。
ブログ「ベルリン中央駅」 http://berlinhbf.com
守屋健(もりやたけし)
ドイツの自動車、ビール、そして音楽に魅せられて、2017年に渡独。現在はベルリンに居を構えるライター。健康維持のために始めたノルディックウォーキングは、今ではすっかりメインの趣味に昇格し、日々森を歩き回っている。
守屋 亜衣(もりや あい)
2010年頃からドイツ各地でアーティスト活動を開始し、2017年にベルリンへ移住。ファインアート、グラフィックデザイン、陶磁器の金継ぎなど、領域を横断しながら表現を続けている。古いぬいぐるみが大好き。
www.aimoliya.com
佐藤 駿(さとう しゅん)
ドイツの大学へ進学を夢見て移住した、ベルリン在住のアラサー。サッカーとビールが好きな一児のパパです。地元岩手県奥州市を盛り上げるために活動中。
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