私の街のレポーター ミュンヘン München

週末気分で華やぐ9月14日の金曜日、“Nachtschwärmer（夜遊びしよう！）”をキャッチフレーズに、社団法人シティーパートナー・ミュンヘンの主催で「ショッピングの長い夜（Die lange Nacht des Einkaufens）」が開催されました。市中心部にある200店舗以上がいっせいに24時までオープンしたのですから、まさにセンセーショナルな出来事です。

街中には宣伝のポスターが

ベルリンでは今年で14回目となり、すでに恒例のイベントだそうですが、ミュンヘンでは初の試みです。ショッピングだけでなく、おいしい食事やジャズなどの生演奏、アクロバティック、ファッションショーなども楽しめました。

仕事帰りの18時半に市の中心地マリエンプラッツで友人と待ち合わせをし、あらかじめ調べておいた「ダルマイヤーの35ユーロで100種類の試食サービス」というのを堪能したかったのですが、体調が悪かったため断念。しかし何はともあれ、まずは腹ごしらえということになり、おしゃれなイタリアンレストランで楽しく美味しい2時間を過ごしました。

そして21時ごろ再びマリエンプラッツに戻ってみると、まるでアドヴェント前の混雑と喧騒！生演奏があちこちで響き、広場や道をビアガーデンやカフェで食事する人々が覆いつくし、どのお店も買い物客でごった返しています。次の日の新聞によると、22時には10万人が集まっていたそうです。

偶然、ファッション館「コーネン（KONEN）」の外壁を人が命綱をつけて登るアトラクションを見つけ、シャッターを切ることに成功しました。本当はもっとスペクタクルな光景を写真に収めたかったのですが、あまりの人の多さに疲れ果て、家路を急いでしまいました。

命綱を付けてクライミングに挑戦

次の「ショッピングの長い夜」はいつあるのでしょうか。ミュンヘンのお店の開店時間は今後、24時まで延長するのでしょうか。今後の動きに目が離せませんね。