私の街のレポーター ミュンヘン München

真冬でも体が思いっきり動かせ、癒し効果もある場所を見つけました。それは温水プール「ミヒャエリバート（Michaelibad）」です。私は最初、「雪が降ってるのになんでプールやねん。風邪ひいたらどうすんねん」と乗り気ではなかったのですが、いまでは家族みんなで毎日曜日に行くことがやみつきになってしまいました。場所は地下鉄U5のミヒャエリバート駅から徒歩2分のところにあります。

大人も楽しめる巨大滑り台

このプールは2001年12月に大改装され、家族用の屋外・室内プールを始め、25メートルプール、子ども用の水の楽園、ジャグジープール、約84メートルの巨大滑り台、屋外にある流れるプール、各種サウナ、日焼けサロン、マッサージが備わっています。

毎日朝7時半から夜11時までオープンしていて、屋外プールは5月から9月まで利用できます。火曜日は女性だけのサウナの日です。

朝8時過ぎにプールに到着。常連さんらしき人たちが泳いでいる25メートルプールを通り過ぎて、娘がだれもいない家族用の室内プールにゆっくり入っていきました。水が丸い弧を描く姿があまりにも美しくてうっとりしてしまいます。

家族用屋内プール

公園の一角にあります

ジェットバスと温水シャワーがついている屋外の流れるプールにも浸かってみました。外気が冷たく露天風呂みたいで、とても気持ちよかったです。温泉に首まで沈め、ちらほら降る粉雪を顔に受けて、冬のプールの醍醐味を感じました。ジャグジープールでは水のマッサージが体全体をほぐしてくれるので、目を閉じると瞑想の世界に飛ぶことができます。

ミュンヘン都市事業公社交通部（SWM）が運営するこのようなプール施設は、屋外と室内を合わせて市内に18カ所あります。心と体を癒しに、お近くの温水プールに足を運んでみませんか。

http://www.swm.de/