21 Juli 2017 Nr.1054
大野一雄さんや土方巽さんなど、日本舞踏に熱を上げていた時期に出会ったピナ・バウシュ。ドイツを代表するコンテンポラリーダンスの振付師で、2011年にはドキュメンタリー映画が公開されたほど。そんな彼女が芸術監督を務めていたヴッパタール舞踊団の公演に足を運びました。今回鑑賞した「TEN CHI」は、日本の楽曲が使用されていたり、日本にまつわるキーワードが散りばめられている作品。ダンサーの迫力溢れるパフォーマンスはもちろん、時に笑いありな演出が盛り込まれているユニークな内容でした。9月にニューヨークでパフォーマンスを行い、10月には再び本拠地に戻ってくる予定なので、また別の作品を観に行こうと思います。(栗)
ドイツは豚肉が本当においしい! 中でも、ドイツに来てハマったのが、生の豚ひき肉であるメット(Mett、またの名をHackepeter)。パンにたっぷりメットを塗り、スライスした玉ねぎを散らして、塩・コショウをさっと一振りしていただくのがMettbrötchen。第一印象は、ネギトロの軍艦巻きのドイツ版! 新鮮な生肉は臭みもなく、玉ねぎも効いてすっきりとした味わい。わさび醤油で味付けし、炊きたてのご飯の上に乗せて食べたこともありますが、まぁまぁいけます。豚肉も牛レバーもユッケも、日本では生食禁止と、規制が進んでいるそうですね。寿司・刺身文化を生み、生食の良さを知る日本でも、食の安全と食の楽しみが両立できますように!(羊)