ハンブルク中心部にある市民の憩いの場プランテン・ウン・ブローメン(Planten un Blomen=植物公園)。広大な敷地に四季折々の花が咲き、池に堀に日本庭園と、散歩にはもってこいの人気スポットです。ハンブルクのシンボルマーク(?)のテレビ塔もこの敷地内にあります。Sバーンのダムトア(Dammtor)駅とUバーン1号線のシュテファンスプラッツ(Stephansplatz)駅からすぐなので、ハンブルクにお住まいの方なら、「私も散歩によく行きます!」と言う方もおられるのではないでしょうか?
季節の花々が咲く庭園
今回は、そのプランテン・ウン・ブローメンの中で行われる噴水ショーのご案内です。テレビ塔の足元に池があり、そこで毎日素敵な噴水ショーが行われているのです。音楽に合わせて噴水が構成され、様々にライト・アップされて、とても美しいです。幻想的な雰囲気になったり、パーッと華やかになったり。約30分間のショータイムは「一見の価値あり」で、ハンブルク以外から友人が訪ねてくると、私はよくここに連れて行きます。(無料というのも嬉しいポイント)以前一緒に行った友人は、「噴水が、音楽に合わせて踊っているバレリーナみたい」と評していました。
黄昏時の噴水ショー
8月末までは22時、9月中は21時より。音楽は半月ごとに変わり、それに合わせて噴水の構成も変わります。音楽は毎回テーマがあり、クラシック、ジャズ、映画音楽など様々です。「夜は家を出られない」という方のために、お昼の噴水ショーもあります。ただし、こちらは残念ながら、ライト・アップはされません…。
噴水ショーの始まる少し前になると、人々がわらわらと池の周りに集まってきます。ハンブルクにお出かけの方、この夏、ぜひ一度、プランテン・ウン・ブローメンの噴水ショーに出かけてみてください。
ハンブルグ日本語福音キリスト教会牧師。イエス・キリスト命。ほかに好きなものはオペラ、ダンス、少女漫画。ギャップが激しいかしら?