ジャパンダイジェスト

スタッフのつぶやき - From Staff 17 März 2017 Nr.1046

17 März 2017 Nr.1046

羊

ロボット学者の石黒浩教授とのインタビューは、ここ数年の第4次産業革命フィーバーで高まった期待と、それを上回る不安や恐れという感情を、フラットにするセラピーのような時間でした。革新的な技術やロボット、社会の話をすればするほどに、自分は何者か、人間としてどうあるつもりなのかを突き付けられるような緊張感の中で、声が震える瞬間もありましたが、今世紀の天才の思考の波にさらわれて、世界の秘密を垣間見た気もしたのです。石黒教授が冒頭に出演している映画『サロゲート』も必見。スカイプでのインタビュー、最初の挨拶のときだけ動画をONにし、映し出された教授が「人間」であると認め、ほっとしたのは、ここだけの話……。(羊)

香

先日、手続きの必要があって役所に行ってきました。ドイツの公務員にもいろいろな人がいて、役所での苦労話は、誰でも持っているものです。あまりの対応の悪さにドイツ人に相談すると、その日の気分で対応ががらっと変わる人もいるとか……。何はともあれ、手続きを終えることが第一です。そんな中、この日は訳あって約束の時間に遅刻してしまいました。緊張する私たちの担当者の名前はザウワーさん。一般的な苗字でメルケル首相の夫の名前でもありますが、この言葉は酸っぱいという意味で、怒っている、という表現にもなり、何だか余計に冷や汗。ところが遅刻を詫びる私たちに、にっこり笑顔、最後まで心のこもった対応をいただきました。(香)

花

Im Mai erscheint der neue Japan Digest! Die Zeitschrift hat nicht nur ein neues Design. Auch die Inhalte über Japan sind mit Interviews und Reiseberichten noch persönlicher. Wir strengen uns in der Redaktion sehr an, diese Brück e z wischen beiden Kulturen weiter w a chsen zu la ssen. Ich fr eue mich sehr auf die Reaktionen unserer deutschen und japanischen Leser!

以下和訳:
Japan Digestの最新号は5月発行! デザインを刷新し、インタビューや旅行記など、さらに日本を身近に感じさせる内容に。両国の文化の懸け橋を強化すべく、編集部は汗を流しています。お楽しみに!(花)

馬

この3月をもちまして、退職となります。ニュースダイジェストを通して、ドイツに暮らす日本人の読者の皆さまに少しでも有意義な情報をお届けできていたのなら、大変嬉しく思います。ところで、「さようなら」という言葉をドイツ語では「Auf Wiedersehen」と言います。日本語に直訳すると、「また会う日まで」となるのでしょうか。お別れの時に、さようならとは言わずに、また会う日までと言う方が個人的には好きです。さようならだと、今後もう会わないことも考えてしまいますが、生きている限り、どこかでまた出会える可能性はありますし、そう思っていた方が別れが悲しくないですよね。ということで、皆さん Auf Wiedersehen!(馬)

 
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