私の街のレポーター ハンブルク Hamburg

今年の夏は、ドイツもずいぶんと暑い日が長く続き、9月に入っても半袖で過ごせる日がありました。ようやく涼しくなってきて、アイスクリームのおいしい季節は過ぎてしまいましたが、今回は、フローズンヨーグルトのお店の紹介です。アイスクリームの個人消費量では、ドイツは世界で8位（2016年調べ）ということですが、日本では定番のソフトクリームはあまり見かけません。そのようななか、「あれはソフトクリームではないか」と思えるものを食べている人を見かけましたので、その近くを探してみると……フローズンヨーグルトのお店でした。

アルトナにあるショッピングセンター、メルカド（Mercado）の一角にある「フローズン・ジョー」がそのお店。自分でアレンジが楽しめるフローズンヨーグルト屋さんです。大・中・小・キッズという4種類のカップがあり、まずカップの大きさを選びます。値段はそれぞれ、大きさで決まっています（2.5～5ユーロ）。フローズンヨーグルトのフレーバーは、ナチュラル、イチゴ、ピーチ、塩キャラメル、スイカ、バニラ、ココナッツ、スマーフの8種類。その中から好きなものを選び、選んだカップに入る量を、自分でソフトクリームのように絞り出します。フレーバーは一種類だけでなく、カップに入るなら数種類を少しずつ入れることも可能です。私は「スマーフ」というのがどんな味なのか気になりつつも、塩キャラメルとピーチ味に挑戦。味的にはピーチの方がヨーグルトの味となじんでおいしかったです。子どもたちにとっては、自分でカップにフローズンヨーグルトを絞り出すのもきっと楽しみの一つでしょう。

フローズンヨーグルトを絞り出す機械

ソフトクリームのように形よく絞り出すには、なかなかコツが必要と思いました。フローズンヨーグルトが入ったら、次はトッピングです。各種フルーツやクッキー・クランチ、チョコレートチップ、グミなどの豊富なトッピングが用意されていますので、好きなものを自由に、好きなだけトッピングすることができ、自分だけのオリジナル・バージョンを作ることができます。キッズサイズも、結構な大きさがありますので、少しだけ試してみたい人には、シュガーコーンがおすすめ（1.5ユーロ）。見た目はまさにソフトクリームです。ちなみにシュガーコーン・バージョンにはトッピングは含まれていません。

豊富なトッピング。たくさんあって、迷います

皆さんも、ぜひ自分だけの特別なフローズンヨーグルトアイスを作ってみてください。

Frozen Joe：www.frozen-joe.de