美術大学でウクライナ支援 ゾリ・フリーマーケット
6 Mai 2022 Nr.1169 文・写真 福田 真子
【ライプツィヒ発】先日、HGBでウクライナ支援のため「ゾリ・フリーマーケット」(Soli Flohmarkt)が開催されました。「ゾリ」(Soli)とは「Solidarität」(連帯)の略で、イベントで得た収益は、これからHGBで勉強を始めるウクライナから避難してきた学生やアーティスト、ウクライナのLGBTQ コミュニティー、「No Border Kitchen」(国境なきキッチン)などに寄付されます。
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博物館学を学ぶ私の大学生活
15 April 2022 Nr.1168 文・写真 福田 真子
【ライプツィヒ発】今回は博物館学(Museologie)を勉強している私が、どんな大学生活を送っているかについて書いてみました。ドイツで博物館学が学べる大学はライプツィヒ、ベルリン、ヴュルツブルクなどと限られています。博物館はドイツでもメジャーな学問ではなくて、「Museologieを勉強しているよ」と言うと、3割くらいの人には「何か楽器を演奏するの?」と聞かれます(Museologieの響きがMusikと似ているので)。
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時代を超えて「平和」を願う場所 聖ニコライ教会でのデモに参加して
18 März 2022 Nr.1166 文・写真 福田 真子
【ライプツィヒ発】2月末、聖ニコライ教会でウクライナのためのデモ集会が開かれました。ライプツィヒのユング市長も駆け付けて演説を行ったほか、ウクライナ出身の音楽家によって同国の民謡が歌われ、ウクライナへの募金や物資の支援が呼びかけられました。
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レーネズ・タウショが生んだ 「ご自由にどうぞ」の新しい形
18 Februar 2022 Nr.1164 文・写真 福田 真子
【ライプツィヒ発】ライプツィヒでは「ご自由にどうぞ」のボックスをよく見かけます。そしてそこで拾った物は、とってもクールなものが多いのです。今回はそんなライプツィヒに根付くカルチャーをベースに、もっと使いやすくと考えられたプロジェクトについてご紹介します。
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自由で実験的な音楽を生む4人組バンド 「Welten」
21 Januar 2022 Nr.1162 文・写真 福田 真子
【ライプツィヒ発】今回はライプツィヒを拠点に、新しい音楽の方向性を探りながら活動する4人組バンド「ヴェルテン」(Welten)についてご紹介します。「ヴェルテン」(ドイツ語で世界の意味)が結成されたのは約4年前。ライプツィヒ音楽大学で当時一緒に勉強していた、ピアノ担当のヴァレ、フルート担当のルーカス、サックス担当のラウレンツの3人と、そこにドラム担当のヨナスが加わってスタートしました。
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さまざまな視点と出会える Zinefest Leipzig
17 Dezember 2021 Nr.1160 文・写真 福田 真子
【ライプツィヒ発】本格的にドイツも寒くなって来ましたが、皆さんはどんな冬をお過ごしでしょうか? 今回は11月初旬に開催された「Zinefest Leipzig」(ジンフェスト· ライプツィヒ)についてご紹介します。
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洪水の歴史が垣間見えるパルムガーテン堰
5 November 2021 Nr.1157 文・写真 福田 真子
【ライプツィヒ発】ドイツで有名な川といえば、ドナウ川やライン川でしょうか。ライプツィヒにはそのような大きくて有名な川は流れていませんが、市民の憩いの場となっているクララ・ツェトキン公園沿いにはヴァイセ・エルスターという川が流れています。
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地域支援型農業Solawiでつくる私たちと農家の優しい関係
15 Oktober 2021 Nr.1156 文・写真 福田 真子
【ライプツィヒ発】Hallo!初めまして。ライプツィヒの新しい地域レポーターになった福田真子です。これからライプツィヒのさまざまな面を紹介できればと思います。今回は、私が参加しているライプツィヒの「SolidarischeLandwirtschaft」(以下、Solawi)という地域支援型農業をご紹介します。
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ライプツィヒ発アップサイクルのファッションブランドGallanegra
17 September 2021 Nr.1154 文・写真 小見山 郁子
【ライプツィヒ発】今回はチリ出身のラテン系アーティスト、メリッサの始めたアップサイクルファッションブランドGallanegraを紹介します。Gallanegra(スペイン語でgalloはニワトリ、negroは黒の意味)という名前は、インドネシアに生息する体も内臓も真っ黒で、世界で最も色素の濃い動物といわれている黒いニワトリの「セマニ」に由来します。セマニニワトリの写真を見た時に、魔法や神秘性、雌鳥の希少性や特別性に感銘を受け、ブランドの名前として使うことにしたそうです。
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ドイツの食卓を支えるベーカリーマイスターへの道
20 August 2021 Nr.1152 文・写真 小見山 郁子
【ライプツィヒ発】友人のアンちゃんがベーカリーマイスターになることを決意し、ドイツ国内では九つあるアカデミーの中の一つ、ザクセン州のベーカリーアカデミーへ6カ月間修行に行っていました。今回はアンちゃんに、どのようにしてベーカリーマイスターになるのかを聞いてきました。
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