登記社団「みんなの食卓 (Tafel e.V.)」は、「与えられる物を、それぞれが与えること (Jeder gibt, was er kann)」をモットーに、生活保護受給者に食品を配布している団体です。ドイツ国内のさまざまな都市にあり、1993年に最初の拠点が立ち上げられてから、現在その数は900を超えます。
ライプツィヒ東部にある、「女の子」のためだけの場所。ミオ(MiO=Mädchentreff im Osten)と名付けられたこの場所には、平日の午後、主に10代の学校帰りの女の子たちが20人ほどやって来ます。東西の壁崩壊後、激動する社会における「女性の権利」を守るために、政治的活動を精力的に行っていた女性たちが中心となって立ち上げました。